「温湿布」と「冷湿布」の違いとは?見分け方までわかりやすく解説

違いのギモン

どこかを痛めたときなどに湿布を使う方は多いかと思います。その名の通り温かい「温湿布」と冷たい「冷湿布」がありますが、その違いについて解説していきます。

結論:慢性的な痛みに効くか急性の痛みに効くか

「温湿布」は慢性的な痛みに効果的です。

「冷湿布」は急性の痛みに効果的です。

「温湿布」をもっと詳しく

「温湿布」は腰痛や肩こり、神経痛などの慢性的な痛み効果的です。血行の改善を促す湿布で、新陳代謝の促進や血液循環の改善をもたらしてくれます。

トウガラシエキスやニコチン酸エステルなどの温感成分が含まれています。

「温湿布」は慢性的な痛みを抱えている患部に使います。特に、患部に熱はなく、硬くなっており、動かすと痛い場合に使いましょう。

「冷湿布」をもっと詳しく

「冷湿布」はぎっくり腰やねんざ、筋肉痛など急性の痛みを抑える効果があります。炎症や痛みを抑えることを狙った湿布です。

サリチル酸メチル、メントール、ハッカ油などの冷感成分や、最近ではインドメタシンという抗炎症鎮痛薬が配合されています。

「冷湿布」は、赤く腫れていたり、熱を持っていたり、痛みがあるときに使います。特に、ねんざや打撲など急激に炎症がおきたときの最初の 5 ~ 7 日間は「冷湿布」を使うと良いでしょう。

注意することや使い分け

湿布を使う上での注意点や使い分ける方法などを解説します。

「温湿布」と「冷湿布」の使い分け

どちらの湿布も基本的に使われている消炎鎮痛剤は同じで、薬としての効果に変わりはありません。「温湿布」と「冷湿布」のどちらを使ってよいかわからないときは、温かさと冷たさのどちらが気持ちよいかで判断するのが良いと言われています。

注意すること

湿布は体内ではなく体外で使うもののため、副作用の少ないやさしい治療法というイメージも多いかと思います。しかし、より効果を上げたいからといって用法を守らずに使用すると危険につながります。

例えば、冷湿布を貼りすぎて急激に体温が低下し病院に運ばれる例もあります。それから温湿布は皮膚刺激が強いため、長時間の使用でかぶれてしまうことがあります。また、ぜんそくの方は発作を誘発する恐れがあるので注意が必要です。

まとめ

以上、この記事では、「温湿布」と「冷湿布」の違いについて解説しました。

  • 温湿布:肩こりなど慢性的な痛み効果がある
  • 冷湿布:ぎっくり腰など急性の痛みに効果がある

湿布を使う際は、自分の症状にあったものを選び、しっかり用法を守って使用しましょう。