「パラノイア」とは?意味と使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「パラノイア」です。

「パラノイア」の意味や使い方、語源などについて分かりやすく解説します。

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「パラノイア」とは?

パラノイア(paranoia)精神病の一種。物への異様な固執、妄想などの症状が見られる

「パラノイア」の意味を詳しく


「パラノイア」とは、物への固執や妄想などの症状が見られる精神病の一種です。

日本語では、偏執病(へんしつびょう)、妄想症(もうそうしょう)と呼ばれています。自らが特別な人間である、または自分は他人から迫害されているといったような異常な妄想にとらわれるのが大きな特徴です。また、その妄想や自らを否定するものには強く反発し、攻撃的な姿勢をとるようになります。

 
通常、精神病をわずらうと社会生活に異常をきたし入院や自宅療養などの措置を取る場合が多くあります。

対して「パラノイア」の患者には思考力や行動力の低下は見られず、正常です。多くの場合は通常の社会生活を送っており、患者は妄想の面においてのみ固執的・偏執的な姿勢を見せます。

「パラノイア」の症状

「パラノイア」の患者が持つ妄想にはいくつかの種類があり、以下のようなものが主に挙げられます。

  • 被害妄想:自分は他者から迫害されていると思い込む
  • 誇大妄想:物事をオーバーに受け取り、解釈する
  • 恋愛妄想:ある人物が自分に好意を向けていると思い込む

この他にも、血統・宗教などに関するものなどが見られます。

「パラノイア」の患者は妄想の症状があるものの、その内容にもある程度の論理性は見られ、会話が成り立たなくなるようなことはありません。妄想と聞くと薬物による幻覚などを思い浮かべてしまうかもしれませんが、「パラノイア」で見られる妄想は、極度の思い込みといったニュアンスのものです。

しかし、妄想が行き過ぎると周囲の人ともめごとを起こしたり、犯罪に繋がってしまう場合もあります。

統合失調症の一種類であるとする見方と、全くの別物であるという見方があり、学者の間でも議論がわかれています。

「パラノイア」の原因

「パラノイア」になってしまう原因は厳密にはまだ解明されていませんが、以下の理由があるのではないかと言われています。

  • 薬物の過剰摂取
  • 過度のストレス・トラウマ
  • 遺伝

精神病は、親族に発症者がいると発祥の確率が高まると言われています。「パラノイア」もその例に漏れませんが、「遺伝する病気である」とは決して言えません。

また、家庭環境などの強いストレスやトラウマから、脳や精神に異常が出るのではないかとも言われています。

「パラノイア」の治療法

治療法はまだ確立されておらず、現在はカウンセリングや投薬などの療法が行われています。

本人が病気だと気がつきにくいことや、医師の診断を受けても本人がそれを信じないことから、治療が困難だとされています。したがって、治療には周囲の手助けが欠かせません。

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「パラノイア」の使い方

「パラノイア」は文中では以下のように使われます。

  1. 私は以前パラノイアをわずらっており、苦しんでいた。
  2. パラノイアは珍しい症状なので、慎重に診断するべきだ。
  3. 先日捕まったストーカーは、パラノイアだったという噂だ。

響きが格好良い言葉なため、小説や曲のタイトルとして使われることもあります。

「パラノイア」の語源

古代ギリシアで「錯誤」を示す”para”と「精神」を示す”nous”を合わせたものが由来になっています。

当時の古代ギリシアでは、「パラノイア」は精神病全般を表す言葉でしたが、近代になるにつれ細分化が進み、現在の定義になりました。

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まとめ

以上、この記事では「パラノイア」について解説しました。

英語表記パラノイア(paranoia)
意味精神病の一種。物への異様な固執、妄想などの症状が見られる
語源古代ギリシアで「錯誤」を示す”para”と「精神」を示す”nous”より
症状被害妄想や恋愛妄想。否定されると攻撃的になる。

疑いがある場合は自分で判断せずに病院に行き、診断を受けることが一番です。

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