「オーバーワーク」の意味とは?使い方から英語や類義語まで例文付きで

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「オーバーワーク」です。

「オーバーワーク」の意味、使い方、語源、類義語についてわかりやすく解説します。

☆「オーバーワーク」をざっくり言うと……

英語表記オーバーワーク(overwork)
意味働きすぎであること・勉強や練習のやりすぎであること
語源「働きすぎ」という意味の英単語 “overwork”
類義語過労、激務

「オーバーワーク」の意味をスッキリ理解!

オーバーワーク(overwork):働きすぎであること・勉強や練習のやりすぎであること

「オーバーワーク」の意味を詳しく

「オーバーワーク」とは、働きすぎであること・勉強や練習のやりすぎであることです。

「仕事や運動、勉強などの活動を過剰に行っていること」という意味になります。

どこからが「オーバーワーク」になるのか、という厳密な時間量や活動内容は決められていません。

しかし、基本的には怪我をしたり病気になったりと、健康に支障が出る状態は「オーバーワーク」だと表現してよいでしょう。

「働きすぎ」という意味

「オーバーワーク」の最も基本的な意味が「働きすぎであること」です。

仕事の量や内容がその人のキャパシティーを超えており、通常の業務時間で終わらなくなっている場合などを指します。

「少し残業する」程度で「オーバーワーク」と表現するのは大げさになりますが、過労によって心身に異常が出ている時は「オーバーワーク」な状態です。

「勉強のしすぎ」という意味

「オーバーワーク」には「勉強のしすぎ」という意味もあります。

大学受験などの時期は、特に勉強に打ち込む人が多いです。しかし、勉強も運動や仕事と同じように自分のキャパシティーを大幅に超えてやろうとしすぎると心身に異常がでる場合があるのです。

「運動のしすぎ」という意味

「オーバーワーク」には、仕事や勉強といった「頭を使うこと」以外にも、「運動のしすぎであること」という意味もあります。

筋力トレーニングや部活動の練習は、やればやるほど良いと思われがちですが、実は適正な運動量があります。

それを超えて運動をしすぎると、怪我をしたり体調が悪くなったりするのです。

疲労骨折などは、典型的な「オーバーワーク」の結果だと考えることができます。

「オーバーワーク」の使い方

「オーバーワーク」には以下のような使い方があります。

  1. 君の働きぶりは素晴らしいが、オーバーワークにはならないように気をつけてください。
  2. 受験期のオーバーワークにより、体を壊してしまった。
  3. オーバーワークは怪我につながるので、きちんと休息をとりましょう。

➊の「オーバーワーク」は、「働きすぎ」という意味で使われています。

➋の「オーバーワーク」は、「勉強のしすぎ」という意味で使われています。

➌の「オーバーワーク」は、「運動のしすぎ」という意味で使われています。

「オーバーワーク」の語源

「オーバーワーク」の語源は英語の “overwork” です。英語の “overwork” は「働きすぎ」という意味です。

“over” は「超える」、 “work” は「働く」という意味があります。

また、 “work” には単に「働く」という意味だけでなく「活動する」という意味も含まれているため、「運動や勉強のしすぎ」という意味にもなりました。

「オーバーワーク」の類義語

「オーバーワーク」には以下のような類義語があります。

  • 過労:身心を損ねるほど働きすぎて疲れがたまること
  • 激務:非常に忙しいつとめ

「過労」には「疲労が回復しないうちに、次の疲労が加わり、これが繰り返されて疲労が蓄積した状態」という意味もあります。

これらの類義語ふたつは、「働きすぎ」という意味の「オーバーワーク」の類義語です。

まとめ

以上、この記事では「オーバーワーク」について解説しました。

英語表記オーバーワーク(overwork)
意味働きすぎであること・勉強や練習のやりすぎであること
語源「働きすぎ」という意味の英単語 “overwork”
類義語過労、激務

「オーバーワーク」の危険性は、社会人にも学生にもあります。「オーバーワーク」に気をつけて生活しましょう。