このように考えていませんか?
社会人に残業はつきものですが、いくらなんでも毎日残業だとしんどいですよね。
そこで、この記事では毎日残業するのは普通なのか、毎日残業する人の実態や解決方法について詳しく解説します。
このページの目次
毎日残業するのは普通? 異常?
結論、毎日残業しているのは異常である場合が多いです。
特にみんな残業していて、定時に帰る人がいない会社は残業が当たり前の雰囲気になっているのでしょう。
そのような会社では長時間労働が蔓延していて、正常とは言えません。
下では、毎日残業がある人や会社の実態について解説しています。
毎日残業がある人の実態
毎日残業がある人の実態としては以下のような特徴があります。
平日に自由時間が取れない
毎日残業がある人の実態としてまず挙げられるのは、平日に自由時間が取れないことです。
毎日どのくらい残業しているかにもよりますが、平均的な40分の通勤時間の場合、残業3時間を超えると自由時間が取れなくなる場合が多いです。
平日に自由時間が取れないと休日しかリフレッシュできないため、ストレスが溜まってしまいます。
仕事が終わらなくてしんどい
毎日残業がある人の実態としては、仕事が終わらなくてしんどいことも挙げられます。
毎日残業しているということは、自分の業務処理能力に対して仕事が多すぎるということです。
そうなると残業をしないと仕事が貯まる一方になってしまいます。
仕事が終わらないと残業時間が伸びるだけでなく、プライベートな時間も仕事のことを考えてしまい、しんどさを感じてしまいます。
残業している人が多く帰りにくい
毎日残業がある人の実態としては、残業している人が多く帰りにくいことも挙げられます。
みんなが残業していると自分だけ早く帰るのが難しいですよね。
そうなると業務がない時でも残業せざるを得ず、しんどいです。
生活習慣が乱れる
毎日残業がある人の実態としては、生活習慣が乱れることも挙げられます。
残業3時間までであれば、ギリギリ睡眠時間や家事の時間を取ることができます。
しかし、自由時間がないためにストレスが溜まりやすく、平日に自由時間を取ろうとして夜ふかしする場合も少なくありません。
そうなると生活習慣が乱れて日常生活の多くの部分に支障をきたしてしまいます。
毎日残業がある会社の6つの特徴
毎日残業がある会社の特徴は主に以下の6つです。
特徴①:人手が足りてない
毎日残業がある会社の特徴としてまず挙げられるのは、人手が足りてないことです。
業務量に対して人手が足りていないとひとりあたりの業務量が多くなってしまい、残業が多く発生してしまいます。
企業としては人を多く雇うよりも社員の残業を増やすほうが経済的メリットが大きいですので、特に経営がうまくいってない企業では残業が多くなりがちです。
また、条件を満たす人材が少ない業種などでは良い人材が採用できないために人手不足が解消されないケースがあります。
特徴②:仕事が非効率的
毎日残業がある会社の特徴としては、仕事が非効率的なことも挙げられます。
仕事が非効率的だと無駄に業務時間が長くなってしまいます。
この場合には、業務効率化が可能になるシステムを導入することで、残業を減らせる場合があります。
特徴③:上意下達型
毎日残業がある会社の特徴としては、上意下達型であることも挙げられます。
上意下達とは、上が指示した内容を社員が遂行していく形式です。
上意下達型では上司が部下の仕事能力をうまく見積もれていない場合があり、一人あたりの業務量が多くなってしまう可能性があるのです。
特徴④:利益が出てない
毎日残業がある会社の特徴としては、利益が出てないことも挙げられます。
上でも軽く触れましたが、利益が出ていない企業の場合には長時間の残業が生まれがちです。
新たに人を雇うより、既存の社員に残業させたほうがコストがかからないからです。
新たに人を雇う場合、採用活動にもお金がかかりますし、会社は保険の折半もしなければなりません。社員の教育にも人件費がかかります。
特徴⑤:残業が評価される
毎日残業がある会社の特徴としては、残業が評価されることも挙げられます。
残業を多くしている人ほど評価される会社の場合、評価を上げるために残業時間を増やす人が続出します。
そのため、何もなくても残業して業務が非効率的になる場合が多いのです。
特徴⑥:有給を使いづらい
毎日残業がある会社の特徴としては、有給を使いづらいことも挙げられます。
残業が多い会社というのは一人あたりの業務量が多いですので、有給を使う社員がいると、その分の業務を誰かが負担する必要があります。
そのため、有給でリフレッシュすることも難しくなります。
残業が違法になる3つのケース
給料がもらえる合法な残業ならまだ良いですが、残業は違法になるケースもあります。
違法な残業が行われている場合には、労働基準監督署に通報するなり、転職するなり対応を取ったほうが良いです。
残業が違法になるケースは主に以下の3つです。
36協定が締結されていない場合
残業が違法になるケースとしてまず挙げられるのは、36協定が締結されていない場合です。
会社が労働者に残業をさせるためには、36協定という、時間外労働、休日労働に関する協定を締結する必要があります。
これが締結されていないのであれば、いくら給料が支払われていても、残業自体違法になるので注意しましょう。
サービス残業が行われている場合
残業が違法になるケースとしては、サービス残業が行われている場合も挙げられます。
サービス残業とは給料が支払われない残業のことですが、当たり前ですが違法です。
会社によっては多すぎる残業時間を隠すため、社員のサービス残業を強制する場合があります。
そのような企業からはすぐに逃げるべきでしょう。
(原則)残業が月45時間を超えている場合
残業が違法になるケースとしては、(原則)残業が月45時間を超えている場合も挙げられます。
36協定を締結していても残業には上限の規制があります。
基本的には、残業時間は月45時間を超えてはならないとされています。
ただ、労使の合意があれば、年間6ヶ月までは月80時間までの残業が許容されています。
毎日の残業が辛い時の5つの対処法
毎日の残業が辛い時の対処法は主に以下の5つです。
対処法①:周りを気にしない
毎日の残業が辛い時の対処法としてまず挙げられるのは、周りを気にしないことです。
全社的に残業時間が長い会社の場合には会社全体が定時で帰りにくい雰囲気になっていることが多いです。
しかし、周りを気にしていては残業を減らせません。
定時の後に予定を作っておくと、周りが残業していても抜け出しやすいでしょう。
対処法②:仕事を効率化する
毎日の残業が辛い時の対処法としては、仕事を効率化することも挙げられます。
仕事が効率化されていないと、長い残業時間の温床になってしまいます。
以下のような方法を使って仕事を効率化すると、残業を減らせるかもしれません。
- 朝、今日やる仕事をタスクリストにして把握する
仕事を一覧化して把握することで仕事の計画を立てやすくなります。 - 朝は思考力が必要な仕事、夜は単純作業を行う
人間が1日に思考できる量は決まっていて、思考力は朝を頂点としてだんだん減っていくからです。 - 仕事に優先順位をつける
優先順位をつけることで、今やるべき仕事、自分がやるべき仕事が明確になります。 - マルチタスクを避け、1つの業務に集中する
人間は複数の仕事に同時に集中することができません。1つの業務に集中することで能率が上がります。 - メールを開く時間を決める
メールが気になってしまうと集中力が落ちてしまいます。メールを開く時間はあらかじめ設定しておき、それ以外の時間には見ないようにしましょう。 - 仕事に制限時間をつける
それぞれの仕事に制限時間をつけることで、締切効果が発揮されて集中力と能率が上がります。 - 効率化ツールを活用する
特にロボットでもできそうな業務は効率化ツールで短時間で終わらせることができるかもしれません。
対処法③:仕事を減らしてもらう
毎日の残業が辛い時の対処法としては、仕事を減らしてもらうことも挙げられます。
上司に頼んで仕事を減らすのです。
この交渉はうまく行かない場合もありますが、少なくともあなたが残業が多すぎて困っていることは上司に伝わるでしょう。
対処法④:部署異動をする
毎日の残業が辛い時の対処法としては、部署異動をすることも挙げられます。
特に部署間で残業時間に差がある場合には、部署を変えることで残業時間を減らせる場合があります。
上司に部署異動をお願いしてみましょう。
この時に、部署異動が叶わないなら転職することをちらつかせると効果的な場合があります。
上司にとっては部下が会社をやめると評価が下がる場合が多いですが、部署異動なら評価が下がることはないからです。
対処法⑤:転職する
毎日の残業が辛い時の対処法としては、転職することも挙げられます。
転職は残業時間を減らすのに、きわめて有効な方法です。
残業が少ない会社に転職したり、環境を変えてあなたがより活躍できる会社に転職したりできるからです。
毎日残業から抜け出したい人におすすめの転職エージェント5選
毎日残業から抜け出したい人におすすめの転職エージェントは主に以下の5つです。
doda
出典:doda
dodaは万人におすすめできる転職エージェントです。
転職エージェントに加えて転職サイトとしての機能も持ち合わせています。
そのため、自分で転職先を探すこともできますし、エージェントから転職先を紹介してもらうこともできます。
リクルートエージェント
出典:リクルートエージェント
リクルートエージェントは求人数の多さに定評がある転職エージェントです。
人材最大手のリクルートが運営しており、業界でもトップレベルの求人数になっています。
豊富な選択肢の中から、キャリアコンサルタントがあなたにあった転職先を熱心に紹介してくれます。
DYM就職
出典:DYM就職
DYM就職は面接に自信がない方に特におすすめしたい転職エージェントです。
他の転職エージェントと比べて圧倒的に丁寧に面接対策を行ってくれるからです。
加えて、書類選考なしで面接に進むことも可能になっています。
マイナビジョブ20’s
出典:マイナビジョブ20’s
マイナビジョブ20’sはキャリアに自信がない方におすすめの転職エージェントです。
人材業界大手のマイナビが運営しており、信頼性が抜群です。
20代や第二新卒に特化しており、丁寧なサポートに定評があります。
レバテック
出典:レバテック
レバテックはIT人材として転職したい方におすすめの転職エージェントです。
今の時代、エンジニアとしての能力は労働市場で高く買われており、高い待遇での転職を期待できます。
特にエンジニアとして実務経験がある場合のおすすめの転職エージェントです。
毎日残業のまとめ
毎日残業がある会社は異常です。
毎日残業がある人の実態としては以下のようなものが挙げられます。
残業が違法になるケースは以下のとおりです。