「アウトソーシング」とは?意味と使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「アウトソーシング」です。

「アウトソーシング」の言葉の意味・使い方・語源・類義語などについてわかりやすく解説します。

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「アウトソーシング」とは?

アウトソーシング(outsourcing):業務の一部を他の会社などに代行してもらうこと

「アウトソーシング」の意味を詳しく

「アウトソーシング」とは、企業などにおいて、元は内部で行っていた業務の一部を他の会社などに代行してもらうことです。「外部委託(がいぶいたく)」ともいわれます。

例を挙げると、メーカーが部品を他社から調達することや、一般企業が新人研修や財務処理などの業務を外部の専門業者に任せることなどがあります。

元々は、会社の情報システムを他の企業に委託することを指していました。しかし、近年は「アウトソーシング」を行える分野が広がってきています。

「アウトソーシング」のメリットとデメリット

「アウトソーシング」には、ビジネスにとってそれぞれ良い点と悪い点があります。

まず、利点としては「本業に集中できる」ことです。人事や経理など、それぞれの専門性を持った従業員を育てたり、新たに雇うのはコストがかかります。これを、外部の専門性のある企業に頼むことで、自社で行うよりも安い額で専門家に仕事を代行してもらえます

その一方で、情報漏洩(ろうえい)の可能性や、ノウハウが蓄積しないという問題点も存在しています。限られた会社の時間とお金をどう分配するかで、「アウトソーシング」を行うかが決められています。

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「アウトソーシング」の使い方

  1. アメリカのコンピュータ企業は一部の部品の製造を、東アジアの企業にアウトソーシングしている。
  2. 会社の規模が大きくなってきたので、人事業務はアウトソーシングを依頼した。

上記の例文のように、「アウトソーシング」はビジネスに関連して用いられる言葉です。

①の例文では、アメリカのコンピュータ企業によく見られる傾向を扱っています。たとえば、Apple社の主力商品ともいえるiPhoneの部品の多くは、台湾や日本の企業から供給されているのです。これは、「Apple社が部品の製造をアウトソーシングしている」といえます。

「アウトソーシング」の語源

アウトソーシングの語源は英語の “outsourcing” です。

source には、名詞形で「源」や「元」という意味があり、動詞形では「供給する」という意味があります。この source という単語に「外部」を意味する out を付けることで、「外部から部品などを供給してもらう」という意味となっているのです。

 

outsourcing という言葉は、1980年代のアメリカで使われ始めます。1989年には、写真用品メーカーのコダック社が、社内で使用する情報システムの運用をコンピュータ大手のIBM社に委託したことが話題になりました。日本では、アメリカに少し遅れて90年代前半頃から「アウトソーシング」という言葉が浸透していきました。

使われ始めた当初の outsourcing という言葉には、新技術であった情報システムを専門会社に委託することを主に意味していました。現在では、「アウトソーシング」を行う分野の幅が広がり、「人事」や「経理」などのバックオフィスだけでなく、「開発」や「営業」といった本業に関わる業務も委託されることがあります

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「アウトソーシング」の類義語

アウトソーシングには以下のような類義語があります。

  • 外部委託
  • 外部発注(略して「外注」ともいう)

「アウトソーシング」の対義語

「アウトソーシング」の対義語は、「インソーシング」です。「インソーシング」とは、「外部に委託していた業務を、再び社内で行うこと」という意味です。

つまり、「アウトソーシングをやめること」と言い換えることができますね。

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まとめ

以上、この記事では「アウトソーシング」について解説しました。

英語表記 アウトソーシング(outsourcing)
意味 業務の一部を他の会社などに代行してもらうこと
語源 英語で「外部委託」を意味する outsourcing から
類義語 外部委託、外部発注
対義語 インソーシング

近年はより多くの企業が、それぞれの専門的な業務に集中するために、アウトソーシングを活用しています。アウトソーシング専門の会社も多くなり、今後もさらにこの傾向は続いていくと考えられています。

特にビジネスの現場では、よく用いられる言葉なので、しっかりと意味と使い方を理解しておきましょう。

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