「アウトドア」の意味とは?使い方から類語や対義語まで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「アウトドア」です。

「アウトドア」の意味・使い方・類義語・対義語について分かりやすく解説します。

☆「アウトドア」をざっくり言うと……

英語表記アウトドア(outdoor)
意味野外で行われる活動
類義語屋外活動、野外活動
対義語インドア、屋内活動

「アウトドア」とは?

アウトドア(outdoor):野外で行われる活動

「アウトドア」の意味を詳しく

「アウトドア」とは、野外で行われる活動のことです。

キャンプやサイクリング、ランニングに登山など、屋外で行う活動全般を「アウトドア」と言います。

アウトドアの本来の意味は、「アウトドアアクティビティ」です。しかし、日本人の語感では長すぎるので「アウトドア」と省略して表すようになりました。アウトドアは英語表記で outdoor となりますが、outdoor の英語での意味は「屋外の、野外の」という意味です。

そのため、カタカナ語として使われる場合の「野外活動」という意味はないので注意が必要です。英語で「野外活動」と伝えたい場合は、outdoor activity と伝えましょう。

「アウトドア」の使い方

  1. 人は主にアウトドア派の人とインドア派の人に分かれる。
  2. 今日は授業でアウトドア活動を行った。
  3. 久しぶりに太陽の下で体を動かしたかったので、アウトドア活動を行った。
  4. 今日は日曜日なので家族でアウトドアを楽しんだ。

上の例文のように、「アウトドア」は「アウトドア〇〇」と後ろに名詞を付けたり、「アウトドアを楽しんだ」というように単体でも例文で用いることができます。

①の「アウドドア派」というのは野外活動の好きな人たちを表します。対して屋内活動が好きな人たちを「インドア派」と表します。

②で述べているように、学校でもアウトドア活動を行うことがあります。特に欧米の学校では、教育の一環として、ハイキングやトレッキング、自然観察などの活動を行うことがあります。

③の場合、キャンプやロッククライミングなどの野外活動を表しています。

 

④の場合の「アウトドア」は庭や公園のことではありません。「アウトドア」は基本的に周囲が自然で囲まれた場所で行われる活動のことを言います。

ただし、屋外で行う活動全般を「アウトドア」と言うため、自然の中でなくとも街中を自転車でサイクリングすることはアウトドア活動だといえます。

「アウトドア」の類義語

アウトドアには以下のような類義語があります。

  • 屋外活動:建物の外で行う活動
  • 野外活動:建物の外の広々とした場所で行う活動の総称

野外活動と屋外活動は似ていますが、ちょっとした違いがあります。

「屋外」は一般的な家から学校、会社の建物など建物全般の外のことを表します。それに対して、「野外」は建物全般の外という意味に加えて広々とした空間という意味があります。

「アウトドア」の対義語

アウトドアには以下のような対義語があります。

  • インドア:室内・建物内
  • 屋内活動:室内・建物内でする活動のこと

アウトドアの対義語は「インドア」です。英語表記で表すとindoorとなります。

インドアの活動を好む人は、家でテレビゲームをしたりや読書をすることなどを好む傾向にあります。「インドア」と耳にすると、一見体をあまり動かさない静かな活動というイメージが思い浮かびますが、「インドアスポーツ」と呼ばれる屋内でスポーツを行う活動も「インドア」のひとつです。

まとめ

以上、この記事では「アウトドア」について解説しました。

英語表記アウトドア(outdoor)
意味野外で行われる活動
類義語屋外活動、野外活動
対義語インドア、屋内活動

「アウトドア」の意味は正しく理解できたでしょうか。「アウトドア」は建物の外を表す言葉ですが、小さな庭や公園などのことを表しているのではなく、周囲が自然で囲まれている場所を表しているということを覚えておきましょう。

アウトドア活動もインドア活動もそれぞれに違った楽しみ方があるので、どちらも挑戦してみるとよいかもしれませんね。