「教えてください(おしえてください)」とは?意味や使い方を解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、「教えてください(おしえてください)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「教えてください」の意味をスッキリ理解!

教えてください(おしえてください):説明をもらいたいときに使う敬語表現

「教えてください」の意味を詳しく

「教えてください」とは、説明をもらいたいときに使う敬語表現です。

親しい間柄では、「教えて」「教えてちょうだい」と使われます。「教えてちょうだい」の「ちょうだい」を丁寧語の「ください」に変えることで、「教えてください」という敬語表現になります。

「教えてください」の使い方

  1. この道具の使い方がわからないので、使い方を教えてください
  2. 若くして成功を遂げた秘訣を教えてください
  3. お名前と生年月日を教えてくださいますか?

上記の例文のように、「教えてください」は、相手が持っている情報の開示をお願いする場面で使われます。

①の例文では、道具の使い方を教わろうとして「教えてください」と相手に伝えています。

この例文のように目上の相手から知識をもらおうとしている場合には、「教えて」ではなく「教えてください」と丁寧な表現になります。

 

②の例文では、相手に対しインタビューをしているような場面が想像されます。

インタビューのように、相手にに話を聞きたいとお願いしている場合には、その相手が年下であったとしても、ある程度礼儀を必要とします。こういった場合は、丁寧な「教えてください」が適切です。

③の例文では、相手から情報を聞き出すにあたり、疑問の形でお願いをしています。

「教えてくださいますか?」も「教えてください」と断定する場合も、実質的な意味は変わりません。ただし、あくまでも相手に答えるかどうかを委ねるという形を取ることで、より丁寧な印象を与えます。

「教えてください」の類義語

教えてくださいには以下のような類義語があります。

  • ご教示ください
  • ご教授ください
  • ご指導ください
  • ご回答ください
  • お返事ください
  • ご連絡ください
  • お知らせください
  • ご意見をお聞かせください

「ご教示ください」「ご教授ください」「ご指導ください」との違い

「ご教示ください」「ご教授ください」「ご指導ください」の違いは以下の通りです。

  • 教えてください:情報がほしいとき全般で使う
  • ご教示ください:自分の持っていない知識を得たいときに使う
  • ご教授ください:学問や技芸を教わりたいときに使う
  • ご指導ください:ある方向に教え導いてもらいたいときに使う
「教えてください」「ご教示ください」「ご教授ください」「ご指導ください」は、教えてもらいたいものの内容によって使い分けられます。

「教えてください」は、相手に何かしらの情報を伝えるようお願いするときであれば、どんな場面でも使えます。

「ご教示ください」は、相手の持っている知識を得たいときに使われます。一言で説明できるような、明確な答えを教えてもらう場合は「ご教示ください」が適切です。

 

「ご教授ください」は、学問や技芸といった専門性のある物事について教わりたい場合に使われます。

「ご指導ください」は、相手が正しいと思っている方向へ、自分を教え導いてほしい場合に使われます。一方的に物事を教わるのではなく、自分自身で理解できるように育ててもらうというイメージが強くなります。

ここが違う!「ご教示」と「ご教授」の違いを詳しく解説

その他の類義語との違い

「ご回答ください」「お返事ください」「ご連絡ください」「お知らせください」「ご意見をお聞かせください」が使用される状況は以下の通りです。

  • ご回答ください:具体的な内容を持つ質問に対し、具体的な答えを出してほしいとき
  • お返事ください:呼びかけや質問に対し、反応をもらいたいとき
  • ご連絡ください:情報を通知してもらいたい場合
  • お知らせください:言葉や合図などの手段で、わかるように伝えてほしい場合
  • ご意見をお聞かせください:相手の考えを教えてほしい場合

「教えてください」の英語訳

教えてくださいを英語に訳すと、次のような表現になります。

  • please tell me
    (私に教えてください)
  • Can you tell me A?
    (Aについて私に教えてくれますか?)
  • let me know
    (教えてください)

“please tell me” の意味

please tell me ” は、知識や記憶といった情報を教えてもらいたいときに使える表現です。

次の例文のように、後ろに教えてもらいたいものの内容をつけて使われます。

例文
Please tell me when you read it.
(いつそれを読んだのか教えてください。)

“Can you tell me A?” の意味

Can you tell me A?” は、 “please tell me” を疑問形にした形です。

“can” を “could” や “would” に変えると、より丁寧な表現になります。

例文
Can you tell me when you read it?
(いつそれを読んだのか教えてくれますか?)

“let me know” の意味

let me know ” は、「知らせてください」というニュアンスの英語表現です。

“tell me” がその場で教えてもらうことを前提にした表現であるのに対し、 “let me know” は控えめにお願いをする場合に使われます。

次の例文のように、「もし〜したら」と、仮定の条件とともに使われる傾向があります。

例文
Please let me know if you read it.
(もしそれを読んだら教えてください。)

まとめ

以上、この記事では「教えてください」について解説しました。

読み方教えてください(おしえてください)
意味説明をもらいたいときに使う敬語表現
類義語ご教示ください、ご指導ください、ご回答くださいなど
英語訳please tell me(私に教えてください)

「教える」という言葉は、かなり広い意味を持っています。何をどのように教わりたいかによって、さまざまな表現が使えるため、類義語と合わせて覚えましょう。

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ひな
ひな
国文学専攻の現役東大生ライター。 言葉には人と人をつなぐ力があると信じています。 間違えやすい言葉・新しい言葉の執筆が得意です。