ことわざ「お里が知れる」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「お里が知れる(おさとがしれる)」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・英語訳について分かりやすく解説します。

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「お里が知れる」の意味をスッキリ理解!

お里が知れる(おさとがしれる):その人の生まれ育った環境や経歴が、言動から分かるということ。

「お里が知れる」の意味を詳しく

「お里が知れる」とは、「その人の生まれ育った環境や経歴が、言動から分かるということ」を意味することわざです。日常生活においては、よくない意味として使われるのがほとんどです。

このことわざにおいて、「里」という言葉は「素性」を意味します。しかし、この「里」という言葉には同時に「その人自身では選べない、生まれた環境」という意味もあるため、「お里が知れる」を差別的なことわざであると捉える人もいます。使い方には十分気をつけましょう。

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「お里が知れる」の使い方

  1. 気をつけないと、そんな言葉遣いをしているようでは、お里が知れるよ。
  2. ふとした振る舞いで、お里が知れることになるのはよくあることだ。
  3. 彼女、この店で値段交渉をするなんてお里が知れるわ。

「お里が知れる」が日常生活で使われる際には、否定的なニュアンスを伴うことが多いです。

「お里が知れる」の由来

「里」という言葉は、「郷里」や「ふるさと」を意味します。ですが、特に「お里」という形で用いられる際には「おいたち」や「素性」という意味合いになることが多いです。

したがって、「お里が知れる」が「その人の生まれ育った環境や経歴が、言動から分かるということ」を意味することになるのです。

「お里が知れる」は、古くから日本にあることわざです。江戸時代中期に流行した小説の形態である「談義本(だんぎぼん)」でも、このことわざが使われているのを確認することができます。

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「お里が知れる」の類義語

お里が知れるには以下のような類義語があります。

  • 本性を露(あらわ)にする:隠されていた悪い部分が明らかになる。
  • ボロが出る:隠していた欠点が明らかになる。
  • 馬脚(ばきゃく)をあらわす:隠していた悪事や本性が明らかになる。
  • 鍍金(めっき)が剥げる:取り繕っていたものがなくなり、本性が現れる。
  • 地金(じがね)が出る:ごまかしがきかなくなり、本来の性質が現れる。
  • 化けの皮が剥がれる:隠していた性格や物事の真相が明らかになる。

どの言葉も、人の思いがけない部分が露見した時に否定的に使うものです。「お里が知れる」は、その原因が必ず行動であるので、この点では異なっています。

「お里が知れる」の英語訳

お里が知れるを英語に訳すと、次のような表現になります。

  • reveal one’s upbringing
    (生い立ちが明らかになる)
  • show the cloven hoof
    (悪の本性を現す)

show the cloven hoof の cloven hoof は「割れたひづめ」を意味します。悪魔のひづめは割れているものと考えられているので、「割れたひづめを見せる」が「悪の本性を現す」という意味になります。

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まとめ

以上、この記事では「お里が知れる」について解説しました。

読み方お里が知れる(おさとがしれる)
意味その人の生まれ育った環境や経歴が、言動から分かるということ。
由来「おいたち」「素性」という意味での「お里」から。
類義語本性を露にする、ボロが出る、馬脚をあらわすなど
英語訳reveal one’s upbringing(生い立ちが明らかになる)など

「お里が知れる」はドラマや小説などで耳にする機会が多いことわざです。否定的なニュアンスをもつことわざであるという点や、この言葉を不快に感じる人も少なくないという点に留意して、適切に使いましょう。

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