スーパーで役立つ「夏みかん」「甘夏」「はっさく」の違い

違いのギモン

スーパーに行くと、様々な果物を見かけます。柑橘系の果物が何種類もあって、何が違うの?と思ったことはありませんか?

そこで今回は「夏みかん」「甘夏」「はっさく」の特徴とその違いについて紹介していきます。

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結論:原産地が違う

「夏みかん」「甘夏」「はっさく」はミカン科で、日本原産の柑橘類です。しかし、それぞれ原産地が違います。

「夏みかん」は大分県、「甘夏」は山口県、「はっさく」は広島県が原産です。

原産地の他に、味も少しずつ違います。

「夏みかん」について詳しく


「夏みかん」とは、大分県が原産の柑橘類の果物です。現在の主な生産場所は愛媛県や和歌山県です。

初夏のあたりから実がなるので、この名前が付けられました。正式名称は「ナツダイダイ」です。

「夏みかん」の特徴

特徴としてこのような点があります。

  • 水分の多い果肉
  • 強い酸味
  • ジャムやジュースに使用
  • 旬は 5 月

そのまま食べると非常に酸っぱいですが、収穫してからしばらく置いておくと酸味が抜けて食べられるようになります。現在は主に加工用に使われ、生で食べられることは少ないようです。

みかんのオレンジ色とは違い、夏みかんは黄色です。

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「甘夏」について詳しく


「甘夏」とは、大分県が原産の柑橘類の果物です。現在の主な生産場所は熊本県です。

実は「甘夏」は「夏みかん」が突然変異したもので、親戚のような関係になります。したがって見た目の違いはほとんどなく、どちらも黄色い実をつけます。正式名称は「カワノナツダイダイ」といい、「夏みかん」とのつながりがわかりやすいですね。

「甘夏」の特徴

甘夏はこのような特徴を持っています。

  • 酸味が少なく糖度が高い
  • 加工されずそのまま食べられることが多い
  • 旬は 4 ~ 5 月
夏みかんと違ってかなり甘いので、加工せずに生でおいしく食べることができます。スーパーなどの店頭にも、夏みかんより甘夏が並んでいることが多くなりました。皮がぶ厚いので、みかんのように手でむくことは難しく、包丁を使うと食べやすいです。

「はっさく」について詳しく


「はっさく」とは、広島県原産の柑橘類の果物です。夏みかんや甘夏と比べるとやや小ぶりです。現在の主な生産場所は和歌山県です。

漢字では「八朔」と書かれ、旧暦でいう「八月朔日(さくじつ(※1))」のあたりに食べごろになることからこの名前が付けられました。

  • (※1)さくじつ:1日(ついたち)の古い言い方。

「はっさく」の特徴

特徴として以下のような点があります。

  • 水分の少ない果肉
  • 独特の苦みと酸味、甘さ
  • 加工されずそのまま食べられることが多い
  • 旬は 2 ~ 3 月

他の柑橘類にはないさわやかな風味を持っています。また水分の少なさによって歯ごたえのある食感が楽しめます。ひとふさごとの薄皮も分厚いため、これもむいて食べるとよいでしょう。

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おまけ:日本原産の柑橘類はたくさんある

ここで紹介した3つのほかにも、日本原産の柑橘類は数多くあります。ここでは有名なものをさらに 2 種類見ていきます。

「いよかん」

柑橘類の中でも代表的なのが「いよかん」です。みなさんも耳にしたことがあるのではないでしょうか。それもそのはず、日本では温州みかんの次に生産されている柑橘類です。

「いよかん」は愛媛県で生産されている柑橘類です。愛媛の地名である「伊予」から名前が付けられています。酸味と甘みのバランスが良く、水分も多くみずみずしい味わいです。

「ポンカン」

「いよかん」と同じくらい有名なのがこの「ポンカン」です。「ポンカン」はインド原産の柑橘類で、その味の良さから「デコポン」など様々な品種の親になっています。

みかんよりも甘く、強いコクのある味が特徴的です。また、独特の甘い匂いを持っています。外の皮も薄皮もとてもむきやすいので、子どもでも簡単に食べられます。

まとめ

この記事では、「夏みかん」「甘夏」「はっさく」について特徴と違いを見ていきました。

原産地水分量旬の時期
夏みかん大分県酸味が強い多い5 月
甘夏山口県糖度が高い多い4 ~ 5 月
はっさく広島県苦み・酸味少ない2 ~ 3 月

同じ柑橘類でも、味も見た目もそれぞれ違います。食べ比べをして、自分の好みの物を探すのも楽しそうですね。

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