故事成語「己の欲せざる所は人に施す勿かれ」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、故事成語の「己の欲せざる所は人に施す勿かれ」です。

「己の欲せざる所は人に施す勿かれ」の意味、例文、由来、類義語、対義語、英語訳についてわかりやすく解説します。

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「己の欲せざる所は人に施す勿かれ」の意味をスッキリ理解!

己の欲せざる所は人に施す勿かれ:自分がしてほしくないと思ったことは他人にとっても同じなのだから、他人にもすべきではないということ

「己の欲せざる所は人に施す勿かれ」の意味を詳しく

「己の欲せざる所は人に施す勿かれ」とは、自分がしてほしくないと思ったことは他人にとっても同じなのだから、他人にもすべきではないということです。

これはとてもシンプルなルールですよね。

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「己の欲せざる所は人に施す勿かれ」の例文

  1. 己の欲せざる所は人に施す勿かれだ。友達をぶってはいけない。
  2. 己の欲せざる所は人に施す勿かれという言葉があるだろう。それに従いなさい。
  3. 己の欲せざる所は人に施す勿かれという原則を大切にしていきたい。

「己の欲せざる所は人に施す勿かれ」の由来

「己の欲せざる所は人に施す勿かれ」の出典は『論語』の「衛霊公(えいれいこう)」という章と、「顔淵(がんえん)」という章です。

まず、「衛霊公」の章では、孔子が弟子の子貢(しこう)に「一生守ることができる徳目は何でしょうか?」と聞かれたときに、「其それ恕(じょ)か。己(おのれ)の欲せざる所は人に施すこと勿(なか)れ」と言っています。

この言葉は「それは思いやりだ。自分がしてほしくないことを人にするべきではない」という意味になります。

また、「顔淵」の章で弟子の仲弓(ちゅうきゅう)に「仁とは何でしょうか」と問われたときにも同じことを答えています。

『論語』

『論語』とは、孔子と彼の弟子の言行を弟子たちが記録した書物です。

『孟子』『大学』『中庸』とともに、儒教における「四書」の1つに数えられています。

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「己の欲せざる所は人に施す勿かれ」の類義語

「己の欲せざる所は人に施す勿かれ」には以下のような類義語があります。

  • 我が身をつねって人の痛さを知れ

「己の欲せざる所は人に施す勿かれ」の対義語

「己の欲せざる所は人に施す勿かれ」には以下のような対義語があります。

  • 己の欲するところを人に施せ
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「己の欲せざる所は人に施す勿かれ」の英語訳

「己の欲せざる所は人に施す勿かれ」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • do not do unto others what you would not have done unto you
    (自分にやらないことを人にやってはいけない)

まとめ

以上、この記事では「己の欲せざる所は人に施す勿かれ」について解説しました。

読み方 己の欲せざる所は人に施す勿かれ
意味 自分がしてほしくないと思ったことは他人にとっても同じなのだから、他人にもすべきではないということ
由来 孔子の言葉から
類義語 我が身をつねって人の痛さを知れ
対義語 己の欲するところを人に施せ
英語訳 do not do unto others what you would not have done unto you

「己の欲せざる所は人に施す勿かれ」はシンプルでわかりやすいですよね。

小さいころに親から「自分がいやだと思ったことはほかの人にもやったらだめだよ」と教えてもらった、という人も多いのではないでしょうか。

しかし、「己の欲せざる所は人に施す勿かれ」を完璧にこなすのは難しいものです。

精進していきたいですね。

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