ことわざ「女心と秋の空」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「女心と秋の空」です。

言葉の意味、使い方、由来、類義語、英語訳についてわかりやすく解説します。

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「女心と秋の空」の意味をスッキリ理解!

女心と秋の空:変わりやすい秋の空模様のように、女性の気持ちは変わりやすいものだという意味

「女心と秋の空」の意味を詳しく

「女心と秋の空」は、変わりやすい秋の空模様のように、女性の気持ちは変わりやすいものだという意味のことわざです。

秋の空は、空気が澄んでいます。そのため、秋は空が青く、きれいに晴れます。一方で、高気圧と低気圧が入れかわりやすいため、急に天気が変わることもあります。この秋の天気の変わりやすさと、女心の変わりやすさを重ねたのが、「女心と秋の空」です。

このことわざでは、季節の「秋(あき)」と感情の「飽き(あき)」が掛かっています。

ちなみに、「男心と秋の空」ということわざもあります。「男心と秋の空」は、女性に対する男性の感情が変わりやすいという意味です。

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「女心と秋の空」の使い方

  1. 女心と秋の空というが、あんなに仲のよかったカップルなのに、女性の方が浮気していたなんて驚きだ。
  2. この前まで女子大生の間ではチーズタッカルビが流行していたのに、今はタピオカブームだ。まさに女心と秋の空だと思う。

ちなみに、「男心と秋の空」は次のような使い方をします。

  1. ついこの前まで同期の女性を気にかけていたのに、今は後輩ばかり気になっている。男心と秋の空とはいうが、これでいいのだろうか。
このように、「男心と秋の空」は女性に対して抱く恋愛感情の変化にのみ使います。しかし、「女心と秋の空」は男性に対して抱く恋愛感情の変化以外にも使用することができます。

「女心と秋の空」の由来

「女心と秋の空」は「男心と秋の空」が変化したことわざです。

「男心と秋の空」は江戸時代によく使われていた表現でした。詳しくはわかっていませんが、明治から大正時代に「女心と秋の空」に変化したと言われています。

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「女心と秋の空」の類義語

「女心と秋の空」には以下のような類義語があります。

  • 女の心は猫の目:猫の目が明るさによって変わるように、女性の心理も変わりやすいものだということ
  • 測り難(がた)きは人心:他人の心を計り知るのは非常に難しいことであるという意味
  • 男心と秋の空は七度変わる:女性に対する男性の感情というものは秋の空のように変わりやすいということ
「男心と秋の空は七度変わる」は、室町時代の狂言「墨塗(すみぬり)」のセリフです。また、江戸時代には小林一茶(こばやしいっさ)が「はづかしや おれが心と 秋の空」という俳句を詠んでいます。

このように、複数の作品で、男心の移ろいやすさが「秋の空」にたとえられています。

「女心と秋の空」の英語訳

「女心と秋の空」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • A woman’s mind and winter wind change often.
    (女心と冬の風は変わりやすい。)
  • A woman’s mind is always mutable.
    (女はいつも移り気。)
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まとめ

以上、この記事では「女心と秋の空」について解説しました。

意味 変わりやすい秋の空模様のように、女性の気持ちは変わりやすいものだという意味
由来 江戸時代に言われていた「男心と秋の空」が、明治から大正時代に「女心と秋の空」に変化した
類義語 女の心は猫の目、測り難きは人心、男心と秋の空は七度変わるなど
英語訳 A woman’s mind and winter wind change often.(女心と冬の風は変わりやすい。)

「女心は変わりやすい」とよく言いますが、そのことを「秋の空」にたとえたことわざです。

意味・使い方ともに覚えておきましょう。

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