「ワンコール」とは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「ワンコール」です。
「ワンコール」の意味、目的、使い方、語源、類義語についてわかりやすく解説します。

「ワンコール」の意味をスッキリ理解!

ワンコール(one call):電話の呼び出し音が一回鳴ること・一回で切れること

「ワンコール」の意味を詳しく

「ワンコール」とは、電話の呼び出し音が一回鳴ること・一回で切れることです。

大きくふたつの意味に分かれるので、ひとつずつ意味を見ていきましょう。

電話の呼び出し音が一回で切れること

「ワンコール」は主に「電話の呼び出し音が一回で切れること」という意味で使われます。

「相手が出るまで鳴らすのではなく、意図的に呼び出し音を一回だけ鳴らしてすぐ切る」という行為を指します。

「ワンコール切り」や、それを略して「ワン切り」と言われることもあります。

電話の呼び出し音が一回鳴ること

オフィスなどで「電話はワンコール以内に出て」という指示を受けることがあります。

この場合の「ワンコール」は「電話の呼び出し音が一回鳴ること」という意味で使われています。

「相手を待たせないように、呼び出し音が聞こえたらすぐに電話に出るように」という指示ですね。

「ワンコール」の目的

「意図的に電話の呼び出し音を一回だけ鳴らして切ること」にはさまざまな目的があります。

  • 相手に自分の電話番号を教えるため
  • 通話料を相手に負担してもらうため
  • お金をかけないコミュニケーションのため
  • 詐欺

それぞれを詳しく解説します。

「相手に自分の電話番号を教えるため」という目的

電話をかけると、相手には自分の電話番号が表示されます。

電話番号を教えるときに、口頭で伝えると伝え間違いなどが起こる可能性があるので、電話をかけてその番号を登録してもらうという方法があります。

しかし、通話をする必要はないので「ワン切り」をするのです。

「通話料を相手に負担してもらうため」という目的

通話をすると時間に比例して通話料がかかります。通話料は、電話をかけた側に請求されます。

そのため、自分が通話をしたい相手の呼び出し音を一回だけ鳴らし、相手にかけ直してもらうという方法があります。

「お金をかけないコミュニケーションのため」という目的

親しい仲間内でのコミュニケーションの手段として、「ワンコール」を行うことがあります。

単なる挨拶だったり、何かの意味を決めて合図として使っている場合があります。

「詐欺」目的

「ワンコール」は、詐欺として使われることがあります。

詐欺業者がプログラムを使って、ランダムな電話番号に片っ端から電話をかけ、呼び出し音を一回だけ鳴らして切ります。

この着信履歴を見てかけ直すと、「アダルト系のサービスに登録した」などの口実で高額の利用料金が請求されるという詐欺です。

「ワンコール」の使い方

「ワンコール」には以下のような使い方があります。

  1. 最近、知らない番号からワンコールされる。
  2. 昔からの親友とは、まだワンコールをすることがある。
  3. 上司からの電話は、ワンコールで出るように心掛けている。

「ワンコール」の語源

「ワンコール」は和製英語です。

“one” と、「電話をかける」という意味の英単語 “call” がもとになっています。

正しい英語では “a one-ring call” と言います。

「ワンコール」の類義語

「ワンコール」には以下のような類義語があります。

  • ワンコ:ワンコールの略
  • ワンプチ:「ワン切り」と同じ意味
  • ちょい切り:「ワン切り」と同じ意味

まとめ

以上、この記事では「ワンコール」について解説しました。

英語表記ワンコール(one call)
意味電話の呼び出し音が一回鳴ること・一回で切れること
語源 “one” と “call” からできた和製英語
類義語ワンコ、ワンプチ、ちょい切り

「ワンコール」はSNSの普及に伴い、行われなくなってきた行為ですが、意味は理解しておきましょう。