どこが違うの?「お気遣い」と「お心遣い」の違い

違いのギモン

「お気遣い」や「お心遣い」などの表現はビジネスの場面で頻繁に見かけますよね。

また、日常生活でもあまり親しくない人と関わりあう時には用いられます。

そして、これは礼節にかかわる部分なので、間違った使いかたをしてしまうと、社会的な信用を失ってしまうことにもなるかもしれません。

 

ところで、「お気遣い」と「お心遣い」では何が異なるのでしょうか。

ビジネスの場面などで失礼がないように違いを知っておきたいですよね。

そこで、今回は「お気遣い」と「お心遣い」の違いについて解説していきたいと思います。

スポンサードリンク

結論:ニュアンスが違う

まず、「お気遣い」は「相手が自分に対して気をつかってくださること」という意味を表します。

一方、「お心遣い」は「相手が自分に対してまごころや思いやりを示してくれること」という意味を表します。

つまり、「お気遣い」と「お心遣い」ではニュアンスが異なるのです。

「お気遣い」をもっと詳しく

「お気遣い」は「相手が自分に対して気をつかってくださること」という意味を表します。

そもそも、「気遣い」とは「あれこれ気をつかうこと」です。

そして、これに丁寧語の「お」をつけたのが「お気遣い」になります。

なので、「お気遣い」は相手が自分に対して気をつかってくれることを表します。

 

そのため、相手の気遣いに感謝する時には「お気遣いありがとうございます」などのような表現を用いるといいでしょう。

また、相手に気をつかわなくていいということを伝える時には「どうぞお気遣いなく」などのような表現が適切です。

 

そんな「お気遣い」は神経を使って相手のために何かをしたり、言葉をかけたりすることです。

これは一定のマニュアルにそったものであり、社会人として最低限のマナーです。

そのため、社会人になる前に身に着けておきたいものでしょう。

ちなみに、何が「お気遣い」にあたるかは国によって異なる場合もあるので、海外の人と接する時には注意したほうがいいでしょう。

スポンサードリンク

「お心遣い」をもっと詳しく

「お心遣い」は「相手が自分に対してまごころや思いやりを示してくれること」という意味を表します。

そもそも、「心遣い」とは「あれこれ気を配ること」です。

なので、「お心遣い」も相手が自分に対して気を配ってくれることを表しますが、その行為に思いやりがある、という点が重要です。

 

そして、相手の気持ちや助けになることを考えた結果として積極的に行う行為が「お心遣い」です。

そのため、「お心遣い」は「お気遣い」よりも多くのものを指しています。

そして、マニュアル的なものではないので、「お心遣い」は誰にもできるものではありません。

そのため、もし「お心遣い」がうまい人がいたら、社内で評価されることでしょう。

 

ちなみに、「お心遣い」を相手の配慮を断る時に用いるのはヘンです。

なぜなら、「私に対してはまごころや思いやりを示してくれなくていいよ」という意味になってしまうからです。

これは少しヘンな表現ですよね。

まとめ

以上、この記事では、「お気遣い」と「お心遣い」の違いについて解説しました。

  • お気遣い:「相手が自分に対して気をつかってくださること」という意味
  • お心遣い:「相手が自分に対してまごころや思いやりを示してくれること」という意味

「お気遣い」と「お心遣い」はどちらも使える場面もありますが、どちらかしか使えない場面もあります。

これからは間違えないように使っていきたいですね。

スポンサードリンク