「オフショア」とは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「オフショア」です。
「オフショア」の意味、「オフショアリング」の意味、使い方、語源、対義語についてわかりやすく解説します。

「オフショア」の意味をスッキリ理解!

オフショア(offshore):陸風・陸から離れた沖合・本拠の外の海外・租税回避地

「オフショア」の意味を詳しく

「オフショア」の意味は、陸風・陸から離れた沖合・本拠の外の海外・租税回避地です。

主に4つの意味があり、使われる分野ごとに意味が異なります。それぞれの意味を詳しく見ていきましょう。

「陸風」の意味

「オフショア」には、「陸風」という意味があります。「陸風」とは、陸から海に向かって吹く風のことで、主にサーフィンについて話すときにはこの意味で使われます。

サーフィンでは、「オフショア」のときの方が、波に乗りやすいと言われています。

また、「オフショア」に対して、海から陸に向かって吹く「海風」のことは「オンショア」と言います。

「陸から離れた沖合」の意味

「オフショア」には「陸から離れた沖合」という意味があります。これは、釣りの分野で使われるときの意味です。

船に乗って海の沖合の方まで出て行う釣りのことを「オフショアフィッシング」などと言ったりします。船に乗らなければいけませんが、魚が釣れやすく、釣れる魚のサイズも大きいです。

また、これに対して、陸地から行う釣りのことは「ショアフィッシング」と言います。

「本拠の外の海外」の意味

ビジネスの場面において「オフショア」は「本拠の外の海外」という意味で使われます。会社が拠点を置いている国以外の地域を「オフショア」と表現するのです。

また、海外の中でも、特に発展途上国や新興国のことを指すことがあります。新興国とは、「現在の経済水準はまだ低いものの、高い成長性を秘めた国々」のことです。

「租税回避地」の意味

金融業界で使われる「オフショア」には、「租税回避地」という意味があります。海外の企業が取引や投資、事業行う際に、金融規制や税制の面で合法的に優遇される地域があります。

投資や事業を通して収益を得ても税金がかからなかったり、通常より少なかったりするため「租税回避地」「低課税地域」「タックス・ヘイブン」などと呼ばれています。

このような優遇措置をとることで、海外の企業を自国に誘致しているのです。

この「租税回避地」の同義語として「オフショア」が使われます。

「オフショアリング」の意味

「オフショアリング」とは、「海外に全部、または一部の業務を委託すること」を指します。ビジネスの分野で使われる言葉です。

最近では人件費を抑えるために、工場が日本国内ではなく、発展途上国や新興国に作られることが非常に多いですが、これも「オフショアリング」のひとつです。

「オフショア」の使い方

「オフショア」には以下のような使い方があります。

  1. オフショアフィッシングを楽しもう。
  2. オフショアリングを検討している。

➊の「オフショア」は、「沖合」という意味で使われています。

「オフショア」の語源

「オフショア」の語源は英語の “offshore” です。

「岸」を表す “shore” と「離れること」を意味する “off” がつながってできた単語です。

もともとは、「沖合」を意味する言葉でしたが、ここから派生して「海外の」という意味でも使われるようになりました。

「オフショア」の対義語

「オフショア」には以下のような対義語があります。

  • ニアショア:国内の地方都市
  • オンショア:自国内

「オンショア」は、金融業界で使われるときには「自国内」を意味します。サーフィンの分野で使われるときには「海風」という意味になります。

まとめ

以上、この記事では「オフショア」について解説しました。

英語表記オフショア(offshore)
意味陸風・陸から離れた沖合・本拠の外の海外・租税回避地
「オフショアリング」の意味海外に業務を委託すること
語源「沖合」という意味の英単語 “offshore”
対義語ニアショア、オンショア

「オフショア」は、意味が多いので場面ごとに使い分けができるようにしておきましょう。