「オファー」の意味とは?使い方から英語や類語まで例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「オファー」です。

「オファー」の意味・使い方・語源・類義語についてわかりやすく解説します。

☆「オファー」をざっくり言うと……

英語表記オファー(offer)
意味条件の提案
語源英語のoffer
類義語スカウト、プロポーズなど

「オファー」の意味をスッキリ理解!

オファー(offer):条件の提案

「オファー」の意味を詳しく

「オファー」は「条件の提案」という意味のカタカナ語です。たとえば、「高い給料を出すのでうちの会社で働いてほしい」と提案することが「オファー」です。

いくつか意味があるので詳しく見てみましょう。

ビジネスでの意味

まず、ビジネスでは「売り手と買い手の取引条件」という意味です。特に何かモノやサービスを販売する時に、購入してくれる人に対して何かしらの条件を提示することです。たとえば、「まとめて購入すると割引」というのも「オファー」です。

要するに、売り込みや返事の要求をすることがビジネス上のオファーです。

マーケティングでの意味

また、同じビジネスでもマーケティング用語として使うこともあります。

「オファー」はマーケティング用語で「特典」という意味です。たとえば、「今だけ50%増量中」という特典です。こうすることによって他社の製品にはない付加価値を生み出すことができます。このようなことが書かれた広告もありますね。

また、「過度な売り込みをせず、売り手側から主体的に選んでもらうマーケティング」という意味の「インバウンドマーケティング」があります。

「インバウンドマーケティング」で「オファー」は「ホームページの訪問者に個人情報を入力してもらうことを条件に無料で有益な情報を発信すること」です。

「メルカリ」での意味

「メルカリ」というフリマアプリがあります、売られている商品ページに行くと、「オファー」のボタンがあります。この場合、「オファー」は「値引き交渉」という意味です。

フリマアプリでは販売者が値段を決めて商品を販売しています。そこで、「いくらなら買える」と購入者が販売者に条件を提示することが「オファー」です。

「オファー」の使い方

  1. 相手にオファーを提案してみた。
  2. 働いてほしい人にオファーを出す。
  3. オファーが来ていたけど、断った。

「オファー」はビジネスの場面でよく使います。また、「オファーする」「オファーを提案する」という使い方をよくします。

「オファー」の語源

「オファー」の語源は英語のofferです。意味は「提供」「申し込み」でカタカナ語とほぼ同じです。

また、「オファー」という単語と直接関係はありませんが、フランス語と韓国語でも「オファー」という音の単語があります。

フランス語で「Au revoir. 」というフレーズがあって、意味は「さようなら」です。正確には「オファー」ではなく、「オーヴォワー」という発音に近いです。

また、韓国語でも「オッパ」という単語があります。意味は「お兄さん」で、親しみを込めて使います。

「オファー」の類義語

「オファー」には以下のような類義語があります。

スカウト

「スカウト」は「優秀な人材を引き抜く」という意味です。魅力的な人がいたら何かしらの「オファー」を提案して、自分の会社で働いてもらうことが「スカウト」です。路上にも芸能関係の「スカウト」がいますが、同じように優秀な人材を探しています。

プロポーズ

「プロポーズ」は「提案」という意味です。たとえば、「あの人のプロポーズを受け入れる」と言います。よく、「結婚しよう」のフレーズを「プロポーズ」と言いますが、これも一種の「提案」です。

まとめ

以上、この記事では「オファー」について解説しました。

英語表記オファー(offer)
意味条件の提案
語源英語のoffer
類義語スカウト、プロポーズなど

「オファー」は日常生活でもよく使う単語です。やはり、意味が分からないと困る時もあります。

ぜひ、この記事を参考にして「オファー」の意味や使い方を覚えましょう。