「20歳を過ぎたら定期検診を受けましょう」などという文言をよく耳にしませんか。でも女性ならではのことだからこそ、簡単に誰にでも相談できるわけではないですよね。少し抵抗のある方もいるのではないでしょうか。
この記事では「産科」「婦人科」「産婦人科」について違いを説明します。
この機会に自分の体を見つめ直してみませんか。
結論:「妊娠」の有無で行く科が違う
そして、「産婦人科」は「産科」と「婦人科」の両方の機能を兼ね揃えた専門科です。
「産科」をもっと詳しく
「産科」は妊娠から出産まで全てを行う専門科です。そのため、母子手帳を貰ったら「産科」です。
検診はもちろん、妊娠特有の症状や赤ちゃんの成長過程など、知識面でも妊婦に向けたサポートが充実しています。最近では、妊婦向けのマタニティ教室が開催されている病院も多々あります。
助産院とは
助産院にいるのは「助産師」や「看護師」で、「医師」がいません。そのため、自然分娩以外の医療行為である帝王切開などはできません。自然分娩を望まれる方は近年増加傾向にありますが、万が一の時に備えて、助産院で出産したい方でも病院と密接に連絡を取る必要があります。
「婦人科」をもっと詳しく
「婦人科」は女性ならではの病気や疾患の専門科です。子宮・卵巣・乳房・膣・甲状腺など、デリケートな部分を扱います。
以下のチェック項目に当てはまる方は一度婦人科を受診してみてください。
- 生理周期が25日未満または37日以上
- 生理期間が5日未満または8日以上
- 生理期間以外の出血
- おりものの色が濃い
- おりものの強い臭い
- 隠部にかゆみがある
- 隠部にしこりがある
- 乳房にしこり・痛みがある
- 乳頭が黒ずんでいる
「産婦人科」をもっと詳しく
「産婦人科」は「産科」と「婦人科」を合わせた専門科です。しかし最近は「産科」の機能を持たない「産婦人科」も増えてきています。その場合、分娩までを行うことができないため、病院選びはとても大切なものとなっています。
不妊治療について
近年、不妊治療を望む方が増えてきています。
そのため、「産科」「婦人科」「産婦人科」なら「不妊治療」を受けられる病院がほとんどです。しかし、「不妊治療」は1つの項目に過ぎないので、「不妊治療」に対応していない病院もあります。
最近は「不妊治療」の専門科を「レディースクリニック」としている病院が増えています。どちらにしても、受診する際に「不妊治療」があるかどうかの確認が必要です。
不妊治療には大きく3通りあります。
- タイミング法
- 人工授精
- 体外受精などの高度生殖医療
人工授精では妊娠確率は10%まで上がりますが、費用が2万円から3万円で、これには保険が適用されません。
体外受精などの高度生殖医療は34歳以下で妊娠確率が40%ですが、高齢になって行くにつれて妊娠確率は減少していきます。費用は保険適用外で30万円から40万円と高額になっています。
不妊治療にはお金も精神面もかなり厳しいものがあるので、受けることを決断された方は、病院選びがとても大切なものになります。
まとめ
以上、この記事では、「産科」「婦人科」「産婦人科」の違いについて解説しました。
- 産科:妊娠から出産まで全てを行う専門科
- 婦人科:女性ならではの病気や疾患の専門科
- 産婦人科:産科と婦人科を兼ね備えた専門科