四字熟語「大盤振舞(おおばんぶるまい)の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「大盤振舞(おおばんぶるまい)」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「大盤振舞」の意味をスッキリ理解!

大盤振舞(おおばんぶるまい):盛大に食事を振る舞ったり、金品を気前よく与えること

「大盤振舞」の意味を詳しく

「大盤振舞」という四字熟語は、前半部分と後半部分の2つに分けると理解しやすくなります。

まず「大盤」は単独の単語としては「だいばん」と読み、「食べ物や飲み物を入れるのに用いる大きな器」のことです。そして「振舞」には「ごちそうする」という意味があります。したがって、「大盤振舞」は「大盤に載るほどの大量の食べ物を、気前よくごちそうをする」という意味となります。

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「大盤振舞」の使い方

  1. 今夜は大会での優勝祝いに、普段はあまりおごることのないコーチがチーム全員に食事を大盤振舞してくれるそうだ。
  2. 調子に乗って後輩の欲しいものをたくさん買って大盤振舞をしていたら、お金が足りなくなってしまった。
  3. 今回の公演のオーディションで、ある事務所に所属する演者が多く受かったことは、その事務所の社長の機嫌を損ねないための大盤振舞ではないかとうわさされている。

1つ目の例文では「食事」、2つ目では「もの」を「気前よく与える」という意味で使われています。

このような通常の意味とは別に、3つ目の例文のように「何かの目的を達成するために特別なサービスを行う」といったようにも用いることができるのです。

ちなみに、ふりがなをつけて「大盤振る舞い」と書く場合もあります。

「大盤振舞」の由来

「大盤振舞」は、もともと「椀飯振舞(おうばんぶるまい)」といい、その由来は平安時代にさかのぼります。

「椀飯(おうばん)」とは「お椀(わん)に盛った飯」のことで、平安時代には貴族がめでたい儀式などの際にふるまったといわれています。武士が政治の表舞台に立った鎌倉時代や室町時代になると、幕府の将軍が臣下に「椀飯」でもてなすことを命じました。

江戸時代に入るとより一般的になり、民衆の間でも正月の祝いの際に親戚や近所の人を招いて「椀飯」でもてなす習慣となって広がりました。これを「椀飯振舞」と呼ぶようになったのです。この「おうばん」が「おおばん」へと変わり、「大きな器」の意味もある「大盤」の字が当てられるようになりました。

現在では、食事だけではなく金品を与えることなどにも用いられるようになり、意味が広がってきたのです。

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「大盤振舞」の類義語

大盤振舞には以下のような類義語があります。

  • 椀飯振舞(おうばんぶるまい):気前よく食事をごちそうしたり、物を与えたりすること

「大盤振舞」の英語訳

大盤振舞を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • splash out
    (金を派手に使う)
  • give a lavish party
    (豪華にパーティーを開く)
  • one’s treat
    (○○のおごり)

「大盤振舞をする」というように動詞で使う場合は、1つ目と2つ目の英語訳を用いましょう。

“splash” には「飛び散らす」という意味があり、「お金をまき散らかす程に使う」というように用いることができます。“lavish” は「物惜しみしない」という意味を表しています。

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まとめ

以上、この記事では「大盤振舞」について解説しました。

読み方大盤振舞(おおばんぶるまい)
意味盛大に食事を振る舞ったり、金品を気前よく与えること
由来江戸時代に親戚たちに食事を振る舞う「椀飯振舞」が変わったもの
類義語椀飯振舞
英語訳 “splash out” (金を派手に使う)、“give a lavish party” (豪華にパーティーを開く) など

「大盤振舞」は、日常的にもよく見かける四字熟語です。いざ使う場面が来た時のために、この記事でしっかりと意味と使い方を理解しておきましょう。

誰にでも気前よく「大盤振舞」ができるような器の大きい人物になりたいものですね。

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