ことわざ「敗軍の将は兵を語らず」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「敗軍の将は兵を語らず(はいぐんのしょうはへいをかたらず)」です。

言葉の意味、使い方、由来、類義語、英語訳についてわかりやすく解説します。

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「敗軍の将は兵を語らず」の意味をスッキリ理解!

敗軍の将は兵を語らず(はいぐんのしょうはへいをかたらず):失敗した者は、弁解するものではないということ

「敗軍の将は兵を語らず」の意味を詳しく

「敗軍の将は兵を語らず」は、失敗した者は弁解するものではないという意味のことわざです。また、その分野から足を洗ったならば、それについて口出しするものではないと言う意味もあります。

さらに、失敗した者は潔くその舞台から退くべきだという意味で使われることもあります。

 

その分野から足を洗ったならば、それについて口出しするものではないと言う意味について、例をあげて説明します。

過去に大学受験で失敗し、第一志望に不合格だった姉と、大学受験中の妹の、姉妹関係を想像してみてください。

もし、妹が姉と同じ大学を第一志望校にしていたら、姉がアドバイスを言っても、「お姉ちゃんは落ちたから分からない」という考え方になる可能性がありますよね。

 

受け取り方によっては、弁解や言い訳に聞こえることがあるのです。

今回の例では、姉は妹に何も言わず、影ながら応援している方が、きっと姉妹関係はうまくいくでしょう。

 

だからこそ、失敗した者は弁解すべきではないのです。

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「敗軍の将は兵を語らず」の使い方

  1. 終わってから弁解するのは男らしくない。敗軍の将は兵を語らずというものだ。
  2. 敗軍の将は兵を語らずというように、私は一度失敗して退いたんだから、あとは後輩に任せよう。

「敗軍の将は兵を語らず」の由来

「史記」淮陰侯列伝(しきわいいんこうれつでん)という伝記に、元となった一節があります。

それは「敗軍の将は以て勇を言うべからず 亡国の大夫は以て存を図るべからず」です。

この一節が少し言い回しを変えて、「敗軍の将は兵を語らず」ということわざになりました。

 

淮陰侯は、戦いに敗れた将軍は、戦術を語る資格はないという考えました。

戦略を練って挑んだはずの戦いに負けてしまうような将軍が、戦術についてつべこべいうのは格好がつきません。

 

このような意味が転じて、失敗した人は弁解すべきではないという意味のことわざになったと言われています。

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「敗軍の将は兵を語らず」の類義語

敗軍の将は兵を語らずには以下のような類義語があります。

  • 敗軍の将は謀らず(はからず):失敗した人は弁解すべきではないという意味
  • 敗軍の将は以て勇を言うべからず:戦に破れた大将は武勇について話すことはできないという意味

「敗軍の将は兵を語らず」の英語訳

敗軍の将は兵を語らずを英語に訳すと、次のような表現になります。

  • A defeated general should not talk of the battle.
    (敗軍の将軍は兵を語らず)
  • It has no qualification that talks about the bravery.
    (武勇について語る資格なし)
  • The general of the defeated army doesn’t talk about the soldier.
    (敗軍の将軍は兵を語らず)
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まとめ

以上、この記事では「敗軍の将は兵を語らず」について解説しました。

読み方敗軍の将は兵を語らず(はいぐんのしょうはへいをかたらず)
意味失敗した者は、弁解するものではないということ
由来「敗軍の将は以て勇を言うべからず 亡国の大夫は以て存を図るべからず」という淮陰侯の言葉
類義語敗軍の将は謀らず、敗軍の将は以て勇を言うべからずなど
英語訳A defeated general should not talk of the battle.(敗軍の将軍は兵を語らず)

このことわざの通り、失敗していたら、何も弁解しないことが望ましいですが、成功していたとしても、そのことについて述べるのはさじ加減が必要ですね。

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