知っておきたい!「上る」と「登る」と「昇る」の違い

違いのギモン

突然ですが、みなさんは「上る」と「登る」と「昇る」の違いをご存知でしょうか。

そんなの知っているよ、という人も多いと思います。

しかし、意外とわかっていないという人も多いのではないでしょうか。

 

また、知っているという人も、意外と忘れている点が多いということがあるかもしれません。

そして、これらの言葉の違いをわかってないと常識を疑われてしまうこともあるかもしれません。

そこで、今回は「上る」と「登る」と「昇る」の違いについて解説していきたいと思います。

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結論:ニュアンスが異なる

まず、「上る」は「上へ向かうこと」という意味で、広く一般的に用いられます。

また、「登る」は「意図的にふんばって高いところへ進む」という意味です。

そして、「昇る」は「空中に高くあがる」という意味になります。

つまり、「上る」と「登る」と「昇る」ではニュアンスが異なるのです。

「上る」をもっと詳しく

「上る」は「上へ向かうこと」という意味で、広く一般的に用いられます。

この意味では、例えば、「階段を上る」などのように用いられます。

また、「上る」はその他にも5つほど意味があります。

 

まず、1つめは「都へ行く」「地方から中央へ行く」という意味です。

この場合には、「上り列車」などのように用いられます。

 

次に、2つめは「取り上げられること」という意味です。

この場合には、「話題に上る」などのように用いられます。

次に3つめは、「高いところへ行くこと」という意味です。

この場合には、「食卓に上る」などのように用いられます

 

また、4つめは、「ある数量に達すること」という意味です。

この場合には「100万人に上る」などのように用いられます。

次に5つめは、「逆上する」という意味です。

この場合には、「頭に血が上る」などのように用いられます。

 

ちなみに、使いわけを特に意識しない場合には「上る」を使うかひらがなを使うのが無難でしょう。

「上る」の使われ方の例

  1. 階段を上ると足腰の運動になる。
  2. 留学生との会話の中で日本の文化が話題に上った
  3. 失礼なことを言われて思わず頭に血が上った
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「登る」をもっと詳しく

「登る」は「意図的にふんばって高いところへ進む」という意味です。

そして、「登る」には「相当の労力を費やす」というニュアンスがあります。

例えば、山に登る時などに用いられることが多いでしょう。

「登る」の使い方の例

  1. 山に登るのは健康に良いため、多くの高齢者が山に登っている。
  2. 彼は難なく岩の壁を登っていった。

「昇る」をもっと詳しく

「昇る」は「空中に高くあがる」という意味になります。

この場合には、「天に昇る」などのように用いられます。

また、「昇る」にはほかにも2つほど意味があります。

まず1つめは、「天を表すような場所にのぼる」という意味です。

この場合には、「神殿に昇る」などのように用いられます。

 

次に、2つめは「高い地位につく」という意味です。

この場合には、「地位が昇る」などのように用いられます。

 

そして、下から上へ移動するという意味の中で「降りる」の反対語として用いられる場合が多いでしょう。

また、機械を使って勢いよく上がるという場合に使われることも多いです。

そして、意思をもってではなく何かが上がっていく状況についての表現に使われることが多いでしょう。

そのため、エレベーターなどでは「昇る」が使われることが多いです。

 

ちなみに、「昇る」には「一気に移動する」というニュアンスもあります。

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まとめ

以上、この記事では、「上る」と「登る」と「昇る」の違いについて解説しました。

  • 上る:「上へ向かうこと」という意味で、広く一般的に用いられる
  • 登る:「意図的にふんばって高いところへ進む」という意味
  • 昇る:「空中に高くあがる」という意味

「上る」と「登る」と「昇る」は基本的な同音異義語ですが、区別が難しい場合もあります。

迷った時には一般的に用いられる「上る」を使ったり、「のぼる」とひらがな表記にしたりすると無難でしょう。

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