四字熟語「日常茶飯(にちじょうさはん)」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、四字熟語の「日常茶飯(にちじょうさはん)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「日常茶飯」の意味をスッキリ理解!

日常茶飯(にちじょうさはん):ごくありふれた、何でもない平凡なことのたとえ。

「日常茶飯」の意味を詳しく

毎日の食事を表すところから転じて、なんの変哲もない、いたって平凡で日常的な様子を表します。
「日常」は、「つね日ごろ」「普段」という意味です。「茶飯」は茶と飯、つまり食事のことを言います。

日常茶飯は、「取り立てて珍しくもない、ありきたりなこと」というイメージを持つ言葉です。「パターン化した」「おきまりの」という意味合いが含まれているのです。

ここから家庭や職場など、ある一定の環境においてよくある当たり前のこと、または些細なことというニュアンスで用いられます。

日常茶飯事」のほうが一般的で、よく耳にするでしょう。

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「日常茶飯」の使い方

  1. 私の子どもたちが喧嘩(けんか)しているのは日常茶飯だ。
  2. 日常茶飯の出来事には到底思えなかった。
  3. 残業が多いのは、この業界では日常茶飯だ。

「日常茶飯」の類義語

日常茶飯には以下のような類義語があります。

  • 尋常茶飯(じんじょうさはん):少しも珍しくないこと。また、そのさま。
  • 家常茶飯(かじょうさはん):ありふれた何でもない平凡なこと。
  • 身辺雑事(しんぺんざつじ):身の回りのさまざまなことがらや、日常的でつまらないこと。
  • 行屎走尿(こうしそうにょう):便所で用をたすこと。また、日常生活のこと。
  • 行住坐臥(ぎょうじゅうざが):日常の立ち居振る舞いのこと。また普段、常々の意味。

尋常茶飯の「尋常」は、これと言って変わったところがないことを意味します。

行屎走尿は、「人の日々の営み」というニュアンスから転じて、ありふれた日常生活そのものを意味する言葉です。「屎」は、「米(こめ)」の「尸(しかばね)」、つまり大便を意味します。

 
行住坐臥では、「ありふれた当たり前のこと」というニュアンスが少し薄れます。

「行」は歩くこと、「住」はとどまることを表しています。「坐」は座ること、「臥」は寝ることを意味します。もともとは仏教において使われる言葉で、仏教の戒律に合わせた日常の所作を表します。

ここから一般の人々にも広まり、主に「日常の立ち居振る舞い」あるいは「日常」そのものを指し表す言葉となったのです。現代では、「坐」を「座」と表記することもあります。

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「日常茶飯」の英語訳

日常茶飯を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • everyday occurrence
    (日常茶飯)
  • everyday rampant
    (日常茶飯事)
  • daily
    (日常的な)

“occurrence” は、「事件」や「出来事」を意味する名詞です。

“rampant” は、「植物などが茂って広がる」という意味の形容詞です。今回の表現のなかでは、日常的に「はびこっている」ものごとを表しています。

“daily” は、「日常的な」「毎日の」「日々の」という意味の形容詞です。ほかの単語と組み合わさった言葉としては、 “a daily newspaper” (日刊紙)や “daily necessities” (日用品)などがあります。主に、日常生活的、習慣的なことがらを表すときに使われることがわかります。

まとめ

以上、この記事では「日常茶飯」について解説しました。

読み方 日常茶飯(にちじょうさはん)
意味 ごくありふれた、何でもない平凡なことのたとえ。
類義語 尋常茶飯、身辺雑事、行住坐臥、家常茶飯
英語訳 everyday occurrence(日常茶飯)など

ごく平凡なありふれたことがらであっても、侮ってはなりません。

日々の食事は、自分にとって、その日の大事な糧(かて)となります。「当たり前」の積み重ねも、仕事や人との関係など、自分の身の回りにある大切なものごとに繋がるのです。

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