「新天地(しんてんち)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「新天地」です。

言葉の意味・使い方・使う場面・語源・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「新天地」の意味をスッキリ理解!

新天地(しんてんち):新しい土地・場所・環境

「新天地」の意味を詳しく

「新天地」の意味は、新しい土地・場所・環境のことです。

ビジネス用語として使われることがほとんどで、その場合では「新しい職場」「新しい部署」という限定的な意味でとらえるといいでしょう。

「新天地」の使い方

「新天地」は、ビジネスの場で使われることがほとんどです。職場の異動でお別れをする際に、送る側が使う場合が多いです。具体的には以下のような形で使われます。

  1. 新天地でのご活躍をお祈り申し上げます。
  2. 新天地でのご活躍をご祈念申し上げます。
  3. 新天地でのご健闘をお祈り申し上げます。

「新しい職場や部署での活躍を願っています」という意味です。

また、以下のようにすれば、異動するのが自分であったときにも使うことができます。

  1. 新天地でも精進いたします。
  2. 新天地でもご期待に添えれるよう頑張ります。

以下のような使い方は、目上の人に対しての言葉としては適さないので注意が必要です。

  1. 新天地でのご活躍を期待しています。
  2. 新天地でもお励みください。

➊➋の「期待しています」「お励みください」は、少し上から目線なニュアンスがあるのでなるべく避けたほうがいいでしょう。

上司や目上の人への言葉として使う際には注意が必要ですが、同僚への言葉として使う場合には、問題ありません。

「新天地」を使う場面

「新天地」は、ビジネスのシーンで誰かが転職や部署の異動をする際に使われる」と言いました。

しかし、職場や部署を離れる場面ならいつでも使うことができるわけではありません。具体的には以下のような状況では使用を避けたほうがいいでしょう。

  • 行き先が決まっていない状態で一時的に離職する人
  • 悪い理由によって退職する人

「新天地」は、「新しい環境・場所」を表す言葉なので、「新しい職場、勤務先」が決まっていない人に対しては使えません。

また、「新天地」は、「新しい環境でも頑張る」という好意的なニュアンスの文章で使われるので、左遷や解任などの悪い原因によって異動・離職をする場合にも使わないほうがいいでしょう。

「新天地」の語源

「天地」の「天」は「空」を表し、「地」は「地上」を表す漢字です。そして、「空」と「地上」は合わせてこの世界すべてを意味します。

ここから、「新天地」は、「新しい世界」という意味の言葉になったと言えます。

「新天地」の類義語

「新天地」には以下のような類義語があります。

  • 新任地:新しい勤務地や赴任先
  • 新境地:今までとは異なる新しい世界・新しい分野・新しい場所

「新任地」は、「同じ会社の新しい勤務先・部署」を表す言葉なので、同じ会社内で異動をする人に対してのみ使えます。転職や退職をする人には使えません。

「新境地」は、個人的な芸術や創作活動などで、新しく開かれた分野や領域のことを指します。形式的な部署の異動というよりも、個人の内面的な変化に使われることが多いです。

「新天地」の対義語

「新天地」には以下のような対義語があります。

  • 前任地:前の職場

「新天地」の英語訳

「新天地」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • new field
    (新しい場所)
  • new world
    (新しい世界)
  • new post
    (新しい役職)
  • new office
    (新しい職場)

「新天地」は、直訳すると “new field” や “new world” になりますが、ビジネスのシーンで使う場合には “new post” や “new office” と表現するのがいいでしょう。

まとめ

以上、この記事では「新天地」について解説しました。

読み方新天地(しんてんち)
意味新しい土地・場所・環境
語源「新しい世界」という意味の漢字
類義語新任地、新境地
対義語前任地
英語訳 “new field” (新しい場所)
“new world” (新しい世界)
“new post” (新しい役職)
“new office” (新しい職場)

「新天地」の使い方には、十分気を付けましょう。