「妙齢(みょうれい)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「妙齢(みょうれい)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「妙齢」の意味をスッキリ理解!

妙齢(みょうれい):若い年齢

「妙齢」の意味を詳しく

「妙齢」とは、若い年ごろの人物のことです。特に女性に対して使われます。

「妙」という字には、「妙な話」のような「不思議だ」という意味の他に、「若い」という意味があります。

「齢」という字は、「とし」という意味になります。

これらが組み合わさり、「若い年ごろ」という意味になるのです。

「妙齢」という言葉を「50代〜70代程度の女性」という意味として使用するのは誤用です。

「妙齢」に「何歳から何歳まで」という明確な区切りはありませんが、だいたい20代くらいの人を指して使います。

また、「妙齢」は女性に対して使用する場合が多いですが、必ずしも女性のみに対して使わなければいけないという決まりはありません。

ただし、一般的には誤用の意味や「女性に対して使う言葉である」というイメージが広まっているため、慎重に使用した方がよいでしょう。

「妙齢」の使い方

  1. 妙齢の婦人から明るく話しかけられ、思わず胸が高鳴った。
  2. 昨日隣に引っ越してきたのは、妙齢の女性であった。

上記の例文のように、「妙齢」は、「妙齢の婦人」「妙齢の女性」などという言い回して使われます。

①の例文では、話しかけてきた相手が若い女性であったということを「妙齢の婦人」という言葉で表現」しています。

②の例文でも同様に、引っ越してきた相手に対し、「妙齢の女性」という言葉で説明をしています。

「若い婦人」「若い女性」と言い換えることもできますが、「若い」よりも「妙齢」の方がより年齢の幅が狭く、丁寧な表現になります。

「妙齢」の類義語

妙齢には以下のような類義語があります。

  • 芳紀(ほうき):年ごろの女性の年齢
  • 娘盛り(むすめざかり):若い女性の、もっとも美しい時期
  • 女盛り(おんなざかり):成熟した女性の、もっとも美しい時期

「芳紀」とは、女性で、ちょうど結婚に適した年齢のことです。

「娘盛り」とは、若い女性がもっとも美しくなる時期のことです。

「女盛り」とは、身体的・精神的に成熟した女性の、もっとも美しい時期のことです。「娘盛り」よりも「女盛り」の方が、年齢層は上になります。

「妙齢」は女性以外にも使えますが、「芳紀」「娘盛り」「女盛り」は女性に対してのみ使うことができます。

 

それぞれ似たような言葉ではありますが、ニュアンスの差でうまく使い分けていきましょう。

「妙齢」の対義語

妙齢には以下のような対義語があります。

  • 男盛り(おとこざかり):成熟した男性の、もっとも気力や体力に満ちた時期

「女盛り」と対応する言葉に「男盛り」があります。

体力面・精神面で力にあふれた男性の、生き生きとした時期のことを「男盛り」と言います。

「女盛り」が「美しさ」に注目した表現であるのに対し、男性は「力強さ」に焦点が当てられています。

「男性の美しさ」を表す言葉ではないので注意しましょう。

「妙齢」の英語訳

妙齢を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • youth
    (若さ)

youthという英単語には、「若さ」という意味があります。

「妙齢」が多くの場合、女性に対して使われるのに対し、youthは性別に関係なく使われます。「妙齢の女性」などと表現したい場合には、 “young womanhood(年ごろの女性)” と表現するとよいでしょう。

まとめ

以上、この記事では「妙齢」について解説しました。

読み方妙齢(みょうれい)
意味若い年齢
類義語芳紀、娘盛り、女盛り
対義語男盛り
英語訳youth(若さ)

「妙齢」は誤用が多い言葉ですが、しっかりと正しい意味を覚えて使えるようにしましょう。