ことわざ「虫酸が走る」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「虫酸(むしず)が走る」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「虫酸が走る」の意味をスッキリ理解!

虫酸(むしず)走る:非常に不快であること

「虫酸が走る」の意味を詳しく

「虫酸が走る」は、非常に不快な気持ちになることや、胸がむかむかして嫌でたまらなくなることを表すことわざです。

吐き気を催すような、非常に強い嫌悪感を意味する言葉なので、日常的に感じるような不快さを表現するときには使用しません。

「虫唾が走る」と書くこともできます。

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「虫酸が走る」の使い方

  1. 共用の洗濯機を使っていると、枕カバーを盗まれた。誰かが、自分の枕カバーを使っていると想像しただけで、虫酸が走る
  2. もう何年も会っていないが、今もあの人の顔を思い出すだけで、虫酸が走る。地元に帰ったら、ばったり会いそうなので、帰るのは気が進まない。
  3. 私がまだ寝ているときに、母がゴキブリを見たが、退治し損ねた。まだ、この部屋にゴキブリがいると思うと、虫酸が走る
  4. 虫酸が走るほど気味の悪いニュースを、朝から見た。最悪な気分で家を出ることになってしまった。

いずれの例文も、非常に気持ちが悪いという感情や、気分の悪さを表しています。

「虫酸が走る」の由来

「虫酸」とは、胃酸がたくさん出たときに、胃から上がってくる酸っぱい液のことです。胃液そのものではなく、ゲップをしたときに上がってくる液のことを指します。

酸っぱい液が口の中に広がったときは、あまり良い気分ではありません。そこから、「虫酸が走る」が、胸がむかむかするほど、嫌でたまらないことを表す言葉になりました。

虫酸(むしず)と虫唾(むしづ)の違い

「虫酸」は「胃の中にいる虫が出す酸っぱい液」が語源になります。一方、「虫唾」は「胃の中にいる虫が出す唾」が語源になります。

このような熟語が生まれたのは、昔の人が、「実体のない虫が、人間の体の中で悪いことをする」と考えていたからです。実際には、昔の人が想像していたような虫は存在しません。

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「虫酸が走る」の類義語

「虫酸が走る」には以下のような類義語があります。

  • 反吐(へど)が出る:吐きそうになるほど、不愉快なこと

「虫酸が走る」の英語訳

「虫酸が走る」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • loathe
    (忌み嫌う)
  • be disgusted
    (忌み嫌う)

“loathe” は、人や物の他に、戦争・暴力などの概念に対しても使用することができます。

“be disguste” は、「人の気分を悪くさせる」と言う意味の “disgust” を受動態にしたものです。“be disguste” の後には、 “by” や “with” などの前置詞が必要になります。

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まとめ

以上、この記事では「虫酸が走る」について解説しました。

読み方 虫酸(むしず)が走る
意味 非常に不快であること
由来 胃から酸っぱい液が口に出てくると、不快であることから
類義語 反吐が出る
英語訳 Loathe(忌み嫌う)

出来ることなら、使いたくない言葉ですね。しかし、気分を害していることを強く表現できる言葉なので、覚えておきましょう。

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