ことわざ「諸刃の剣」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「諸刃の剣(もろはのつるぎ)」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「諸刃の剣」の意味をスッキリ理解!

諸刃の剣(もろはのつるぎ):大きな効果をもたらし非常に役に立つ可能性がある反面、自分に損害を与える危険性も持つもののたとえ

「諸刃の刃」の意味を詳しく

もともと諸刃の剣とは、その両面に刃が付いている剣のことです。片側に刃の付いた日本刀とは違い、西洋剣によく見られる形です。

両面に刃がある事で、相手を攻撃した際自分を傷つける可能性がある事から一方ではとても有益だが、他方では大きな損害も与えうるもののたとえとして使われるようになりました。

さらに、相手に打撃を与える事ができるが、自分もそれと同等の打撃を受ける可能性がある事のたとえとしても使われます。

 

また、「剣」の正しい読み方は「けん」ではなく「つるぎ」です。間違えないように注意しましょう。

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「諸刃の剣」の使い方

  1. 人間にとって原子力は諸刃の剣だ。
  2. この薬は効果も大きいが強い副作用があるので諸刃の剣だ。
  3. ライバルを出し抜くためのその作戦は諸刃の剣だ。君もリスクを避けられない。

①と②の例文では、非常に役に立つ一方、大きな危険性も併せ持つもののたとえとして使われています。

③の例文では、相手に打撃を与えると同時に、自分も打撃を受ける可能性があるという意味です。

「諸刃の剣」の由来

「諸」は「両方の」や「双方の」という意味を持つ言葉です。つまり、諸刃の剣は「両方の面に刃が付いた剣」という意味です。

両面に刃をつけることで、相手への攻撃力は増しますが、自分の身も傷つけてしまう可能性があります。この危険な諸刃の剣が語源となり、一方では役に立つが他方では損害も与えうるという意味を表すようになりました。

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「諸刃の剣」の類義語

諸刃の剣には以下のような類義語があります。

  • 両刃(りょうば)の剣:相手に攻撃を与える際に自分も傷を受ける可能性があるもののたとえ。また、正しく使えば役に立つが、使い方を誤ると危険をもたらしうるもののたとえ。
  • ハイリスクハイリターン:損失の危険性が高い反面、その見返りも大きいこと。

両刃の剣は諸刃の剣とほぼ同じ意味を持ちます。

ハイリスクハイリターンは投資の一般原則とされる言葉です。非常に役に立つが、同時に危険性も持つという点で、諸刃の剣と似た意味を表します。

「諸刃の剣」の対義語

諸刃の剣には以下のような対義語があります。

  • ローリスクローリターン:損失を得る可能性は低いが、その分高収益を見込むこともできないということ。

この言葉も、ハイリスクハイリターンのように投資においてよく使われます。

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「諸刃の剣」の英語訳

諸刃の剣を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • Double-edged sword
    (刃が2つある剣)
  • Two edged sword
    (刃が2つある剣)
  • Cut both ways
    (良い面と悪い面の両方向の効果を持つ)

「刃が2つある剣」の直訳で日本語の「諸刃の刃」と同じ意味を表します。

まとめ

以上、この記事では「諸刃の剣」について解説しました。

読み方諸刃の剣(もろはのつるぎ )
意味大きな効果をもたらし非常に役に立つ可能性がある反面、自分に損害を与える危険性を持つもののたとえ。
由来両方の面に刃が付いた剣
類義語両刃の剣、ハイリスクハイリターンなど
対義語ローリスクローリターンなど
英語訳Double-edged sword(刃が2つある剣)

自分にとってメリットが大きいものにはデメリットが付き物です。

みなさんもことわざ「諸刃の剣」の正しい使い方を覚えて、ぜひ日常会話の中で使ってみてください。

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