「メタモルフォーゼ」とは?意味と使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「メタモルフォーゼ」です。
「メタモルフォーゼ」の意味、使い方、語源、類義語、作品名に使われる「メタモルフォーゼ」についてわかりやすく解説します。

「メタモルフォーゼ」の意味をスッキリ理解!

メタモルフォーゼ(Metamorphose):変形・変身・変態

「メタモルフォーゼ」の意味を詳しく

「メタモルフォーゼ」とは、変形・変身・変態ことです。

3つは似ている言葉ですが、少しずつ意味が異なるのでそれぞれの意味を見ていきましょう。

「変身」の意味を詳しく

「変身」は、「人や動物や物が普通の姿から、他の姿に変わること」という意味です。

気持ちの変化などではなく、形態、外見が大きく変化することを指します

「変形」の意味を詳しく

「変形」は、「形を変えること」「形が変わること」という意味です。

「変形」は人や動物以外の物質にも使うことができます。

「変態」の意味を詳しく

「変態」は、動物が正常な生育過程において、形態を変えることを表す言葉です。生物学において使われます。

「変態」をする生物は、昆虫などに多いです。

幼虫が成虫になるときには、一度運動能力を著しく欠いた蛹(さなぎ)と呼ばれる形態になります。そして蛹から脱皮して成虫となって現れます。

この「幼虫から蛹」「蛹から成虫」のような見た目が大きく変化する部分を「変態」と言います。

「メタモルフォーゼ」の使い方

「メタモルフォーゼ」には以下のような使い方があります。

  1. 彼の作品はメタモルフォーゼを続けている。
  2. 地味な味付けの料理が、隠し味一つでメタモルフォーゼする。
  3. 今作のテーマはメタモルフォーゼです。

基本的に「変化」などを大げさに言い表したいときに使われます。

たとえば、➋で「地味な味付けの料理が、隠し味一つで変化する」と言うよりも、「メタモルフォーゼする」と言ったほうがインパクトを与えられるのです。

「メタモルフォーゼ」の語源

「メタモルフォーゼ」の語源は英語の “Metamorphose” です。

もともとはギリシア語で「変身」を表す「メタモルフォーシス」からできた言葉です。

ちなみに、英語の “Metamorphose” は動詞形で、名詞形は “metamorphosis” となります。複数形は “metamorphoses” です。

カタカナ語で「メタモルフォーゼ」は名詞として使われているので、注意しましょう。

「メタモルフォーゼ」の類義語

「メタモルフォーゼ」には以下のような類義語があります。

  • モデルチェンジ:商品のデザイン・性能などを改めること
  • デフォルマシオン:対象を変形・歪曲して表現すること

作品名に使われる「メタモルフォーゼ」

「メタモルフォーゼ」という言葉は以下のように、曲名などに多く使われています。

  • METAMORPHOSE:日本で開催される音楽祭。フェス。
  • Metamorphoze 〜メタモルフォーゼ〜:Gacktのシングル曲タイトル。
  • メタモルフォーゼ:工藤静香のシングル曲。
  • Metamorphose:Asrielのシングル。アニメ『モノクローム・ファクター』のオープニングテーマ。
  • metamorphose:高橋洋子の曲。アニメ『この醜くも美しい世界』のオープニングテーマ。
  • Metamorphose:JAM Projectによる歌。
  • metamorphose temps de fille:ロリータファッションのブランド。
  • メタモルフォーゼ:手塚治虫による「変身」をテーマにした漫画短編集のタイトル。

まとめ

以上、この記事では「メタモルフォーゼ」について解説しました。

英語表記メタモルフォーゼ(Metamorphose)
意味変形・変身・変態
語源 「変身する」の意味がある動詞“Metamorphose”
類義語モデルチェンジ、デフォルマシオン

「メタモルフォーゼ」は大げさに、わざとらしく言いたい際に使用される言葉です。しかし、日常生活において頻繁に使われる言葉ではありません。

積極的に使わずとも、「言われれば意味が分かる」という状態にしておきましょう。