ことわざ「目の上の瘤」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「目の上の瘤(こぶ)」です。

言葉の意味、使い方、類義語、英語訳についてわかりやすく解説します。

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「目の上の瘤」の意味をスッキリ理解!

目の上の瘤(こぶ):邪魔で目障りなもののたとえ

「目の上の瘤」の意味を詳しく

「目の上の瘤」は、邪魔で目障りなものという意味のことわざです。瘤は、体の一部に生ずる盛り上がりのことです。目の上に瘤ができると非常に邪魔であることから、このことわざが出来ました。

「目の上の瘤」は、自分より身分や能力が上の人・同等の人で、目指す場所が同じ人に対して使う言葉です。

つまり、上位を目指そうとしている自分にとって邪魔な相手に使います。そのため、スーパーなどで走り回っている子供を邪魔だという場合には使いません。

ちなみに、「瘤」を邪魔なもの・厄介なものの比喩として頻繁に用いるようになったのは江戸時代になってからのことです。

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「目の上の瘤」の使い方

  1. あんなに手強いライバルは、私にとって目の上の瘤だ。
  2. あのチームは目の上の瘤だな。どうも苦手だ。
  3. 彼は私と同じ部署にいる唯一の同期だ。何をするにも私より優秀だから、きっと昇進も早いだろう。まさに目の上の瘤だ。

「目の上の瘤」の類義語

「目の上の瘤」には以下のような類義語があります。

  • 鼻の先の疣々(いぼいぼ):邪魔でどうすることもできないという意味
  • 小姑(こしゅうとめ)が嫁目(よめめ)の下の瘤になり:目の上よりも邪魔な目の下の瘤のことで、非常に邪魔だということ
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「目の上の瘤」の英語訳

「目の上の瘤」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • A thorn in one’s flesh.
    (肉に刺さったとげ。)
  • A thorn in one’s side.
    (横にあるとげ。)
英語には、日本の「目の上の瘤」に対応するような、比喩的な表現がありません。

上記の2つの英文を使う場合の対象は、継続的に邪魔をしてくる人など目上の人だけでなく、「悩みの種になるような人」全般です。

まとめ

以上、この記事では「目の上の瘤」について解説しました。

読み方 目の上の瘤(こぶ)
意味 邪魔で目障りなもののたとえ
類義語 鼻の先の疣々、小姑が嫁目の下の瘤になりなど
英語訳 A thorn in one’s flesh.(肉に刺さったとげ。)

英語にはぴったりとニュアンスまで当てはまる言葉がないので、秩序を大切にする日本ならではの考え方かもしれません。

「目の上の瘤」となる人とも、ある程度距離を保ちながら上手に付き合って行きたいですね。

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