「今のはメラゾーマではない」とは?意味と使い方を解説

言葉

「今のはメラゾーマではない」とは「相手が考えていることよりも、実際にはもっと小さい・弱いことを行っている」という意味です。

この言葉を直接は知らなくても、「今のは~ではない」という表現を知っている人は多いのではないでしょうか。

 

「今のはメラゾーマではない」とは、「今のは~ではない」の元ネタになっている表現です。

この元ネタを知らずに使っていた人も、元ネタを深く理解することにより、さらに言葉を楽しく使うことができるようになります。

今回は、「今のはメラゾーマではない」の意味や使い方について、わかりやすく解説します。

この記事には、『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』のネタバレが含まれます。注意してください。

「今のはメラゾーマではない」の意味

いまのはメラゾーマではない

相手の想定よりも、実際に行っていることはもっと小さい・弱いことである

「今のはメラゾーマではない」とは、相手の想定よりも、実際に行っていることはもっと小さい・弱いことであるという意味です。

メラゾーマの部分をほかの言葉に変え、「今のは〇〇ではない」と使われることが多いです。

相手との力の差を思い知らせ、相手に絶望を与える目的で使用されます。

また、「今のはメラゾーマではない、メラだ」と表記されることもあります。

メラゾーマの意味

この言葉に含まれているメラゾーマとは、『ドラゴンクエスト』シリーズに登場する火炎系の呪文です。

作品によって多少の違いはあるものの、火炎系の呪文には以下の四種類があり、上から順に強い呪文となっています。

火炎系の呪文
  1. メラガイアー
  2. メラゾーマ
  3. メラミ
  4. メラ
上記からもわかる通り、メラゾーマは火炎系の呪文の中でも強い威力を誇っている呪文です。

「今のはメラゾーマではない」の使い方


  1. 今食べたのはタバスコではない、ハバネロだ。
  2. 今解かせたのは本番の問題ではない、練習問題だ。

上記のように、「今のはメラゾーマではない」は、メラゾーマの部分をほかの言葉にかえ、「今のは〇〇ではない」のように使います。

タバスコとハバネロについて

一つめの例文にあるタバスコとハバネロについて、一般的にハバネロはタバスコより300倍辛いとされています。

そのため、タバスコを食べなければならない状態でハバネロを食べ、辛さに苦しんでいる相手に対して、一つめの例文のように言うことができます。

「今のはメラゾーマではない」の由来


「今のはメラゾーマではない」とは、漫画『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』の22巻で登場したセリフです。

この作品は、2019年12月には4700万部発売されており、またアニメ化もされるなど、非常に人気がある作品です。

『ドラゴンクエスト』シリーズには多くのゲームタイトルがありますが、この漫画はゲームとのつながりは薄く、完全オリジナルストーリーで描かれています。

「今のはメラゾーマではない」というセリフは主人公ダイの仲間であるポップに対し、大魔王バーンが力の差を思い知らせる目的で使用しました。

 

このセリフが登場した詳しい背景を以下で解説します。

「今のはメラゾーマではない」登場の背景

主人公であるダイはバーンに果敢に挑みますが、返り討ちにされ、その場に倒れてしまいます。

倒れたダイを始末しようと、バーンは小さな火の玉をダイに向かって放ちます。

そこに、ダイをかばおうと魔法使いであるポップがバーンに立ちはだかります。

 

そして、バーンの火の玉はポップに直撃します。

ポップは死ななかったものの、ポップが身に着けていた、凄まじい魔力耐性を誇っているパプロカの法衣が焼き尽くされてしまいます。

 

ポップは、相手が放った火の玉をメラゾーマであると考え、自分と大魔王には大きな差があると怯えます。

しかし、バーンが放った火の玉は、メラゾーマではありませんでした。

バーンはポップに対し、「今のはメラゾーマではない、メラだ」と伝えます。

このように、「今のはメラゾーマではない」というセリフは、原作においてバーンが主人公たちに対し、絶望を与える目的で使用されました。

「今のはメラゾーマではない」の小ネタ

この作品が登場した当時の『ドラゴンクエスト』シリーズのゲームにおいては、技ごとに威力が決められており、能力値の違いによって呪文の威力が変わることはありませんでした。

そのため、バーンのように「相手の呪文と同系統かつ弱い呪文でより高いダメージを与える」をゲーム内で行うことは不可能でした。

その後、『ドラゴンクエスト 8』から能力値の違いによって技の威力が変わるようにシステムが変更されました。

しかし、能力をどれだけ上昇させてもメラの最高威力はメラミの初期威力を少し上回る程度にとどまっています。

「今のはメラゾーマではない」の類義語


「今のはメラゾーマではない」の類義語は以下の通りです。

  • 私の戦闘力は53万です

「私の戦闘力は53万です」の意味

「私の戦闘力は53万です」は、自分の能力にはまだ上があることを表すセリフです。

『ドラゴンボール』において、フリーザが自分の戦闘力を示すシーンにおいて使われました。

「今のはメラゾーマではない」の英語訳


「今のはメラゾーマではない」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • That was not melazoma.
    (今のはメラゾーマではない)

メラゾーマには英語訳がないため、英語にする場合はローマ字で “melazoma” となります。

「今のはメラゾーマではない」のまとめ

以上、この記事では「今のはメラゾーマではない」について解説しました。

読み方今のメラゾーマではない(いまのはめらぞーまではない)
意味相手が考えていることよりも、実際にはもっと小さい・弱いことを行っている
由来『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』において、大魔王バーンが使ったセリフ
英語訳That was not melazoma.

このように、「今のはメラゾーマではない」は、「相手が考えていることよりも、実際にはもっと小さい・弱いことを行っている」ことを表す言葉です。

言葉の意味や使い方をしっかりと覚え、「今のは〇〇ではない」という表現を正しく使えるようにしましょう。

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つつつ
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この道10年以上の読書家。 短い言葉で人を惹き付けるコピーが大好きです。 本の帯に書かれたコピーを見て買ってしまうこともしばしば。 読書で得た文章力を活かして、日常生活でよく使う言葉を中心に執筆しています。