ことわざ「目から鱗が落ちる」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「目から鱗(うろこ)が落ちる」です。

言葉の意味・使い方・由来・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「目から鱗が落ちる」の意味をスッキリ理解!

目から鱗(うろこ)が落ちる:何かの拍子に、物事が理解できるようになること

「目から鱗が落ちる」の意味を詳しく

「目から鱗が落ちる」は何かの拍子に、物事が急に理解できるようになるという意味です。

「目から鱗が落ちる」は「目に魚の鱗が張り付いているように、物事が分からない状態」が前提となっています。このことわざは、何らかのキッカケで、目に張り付いていた鱗が落ちるように、物事が一瞬にして理解できることを表します。

「目から鱗が取れる」は間違った表現なので、注意してください。

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「目から鱗が落ちる」の使い方

  1. 健康なのによく眠れない原因について、疑問に思っていた。調べると、カフェイン飲料を夕方に飲むと、睡眠の質が落ちることを知り、目から鱗が落ちた
  2. 語学の学習方法について疑問に思うことがあった。偶然見つけた雑誌に、自分が今まで考え付かないような学習方法が書かれていたので、目から鱗が落ちた

①・②の例文は、いずれも何かキッカケがあり、ものごとを理解できるようになったという意味で「目から鱗が落ちる」を使っています。

「目から鱗が落ちる」の由来

「目から鱗が落ちる」は『新約聖書』の使徒行伝(しとぎょうでん)の話が由来になっています。

サウロという男はキリスト教を迫害していました。ある日、彼は天の光によって目が見えなくなります。サウロの目が見えなくなったことを知ったキリストは、弟子たちにそれを話しました。そして、キリストの弟子の1人のアナニヤという人物に、サウロを助けるように言ったのです。

アナニヤがサウロに手をかざすと、サウロの視力が回復しました。そのときに、サウロがThe scales fall from one’s eyes. と表現しました。この英文を日本語に訳すと、「目から鱗が落ちる」になります。

ちなみに、その後サウロはパウロに改名して、キリストに生涯尽くしました。

元の「目から鱗が落ちる」は、「間違いを認め迷いから覚める」という意味でした。そこから転じて、現在の「何かのキッカケで、物事が急に分かるようになる」という意味に変化しました。

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「目から鱗が落ちる」の類義語

「目から鱗が落ちる」には以下のような類義語があります。

  • 目から鱗:「目から鱗が落ちる」と同じ意味
  • 腑に落ちる:納得すること
  • 開眼(かいげん)する:物事の本質が分かること

「開眼する」は「かいがん」と読んだ場合には、単に目がよく見えなかった状態から、見える状態になるという意味になります。一方で、「かいげん」と読むと、悟りを開くことや物事を極めることを表します。

「目から鱗が落ちる」の英語訳

「目から鱗が落ちる」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • The scales fall from one’s eyes.
    (目から鱗が落ちる。)
  • Eye-opener
    (目を開かせるもの)
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まとめ

以上、この記事では「目から鱗が落ちる」について解説しました。

読み方 目から鱗(うろこ)が落ちる
意味 何かの拍子に、物事が理解できるようになること
由来 キリスト教徒が目の見えない人を助けた話が由来
類義語 目から鱗、腑に落ちる、開眼する
英語訳 The scales fall from one’s eyes.(目から鱗が落ちる。)

たくさん新たな発見をすることで、様々な視点からものごとを見られるようになります。その結果、人生もより豊かなものになっていくでしょう。

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