今更聞けない?「春の叙勲」と「秋の叙勲」の違いを解説

違いのギモン

皆さんは、「叙勲(じょくん)」という言葉を聞いたことがありますか。

ニュースなどで聞いたことがある人、なんとなく知っている人、そもそも知らない人など様々な人がいると思います。しかし、きちんと説明できる人は、なかなかいないのではないでしょうか。

実は、「叙勲」がニュースになるのは、春と秋の年に2回です。

この記事では、「春の叙勲」「秋の叙勲」をご紹介します。

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結論:授賞式の日程の違い

授賞式の日程の違いで、「春の叙勲」「秋の叙勲」と呼ばれています。

「春の叙勲」の授賞式は、4月29日(昭和の日)です。「秋の叙勲」の授賞式は、11月3日(文化の日)です。

「叙勲」とは

叙勲とは、勲章(くんしょう)を与えることです。また、国が授与する賞、という意味もあります。

授賞者は、長年にわたり社会に貢献した70歳以上の人です。

「春の叙勲」「秋の叙勲」の受賞者は、毎年内閣によって発表されますが、その基準や人数は、明確ではありません。年によって違いますが、今まではそれぞれ約4500人ずつ、年間で約9000人が授賞しています。授賞者には、賞状とバッジが贈られます。

勲章は、以下の5種類に分かれています。

大勲位菊花章(だいくんいきっかしょう)

大勲位菊花章は、もっとも優れた功労のある人に与えられる勲章です。

もっとも優れた功労とは、旭日大綬章(きょくじつだいじゅしょう)又は、瑞宝大綬章(ずいほうだいじゅしょう)を授与されるべき功労より、秀でた功労のことです。

大勲位菊花章の授賞式のみ、皇居で行われます。

内閣府のホームページを見てみると、上記の勲章が紹介されています。これは、旭日昇天(きょくじつしょうてん)をモチーフにしています。旭日昇天とは、朝日が天に登るように勢いが盛んなことを表した言葉です。

桐花大綬章(とうかだいじゅしょう)

桐花大綬章は、大勲位菊花章と同様の位に位置した章です。大勲位菊花章と同様、もっとも優れた功労のある人に与えられる勲章です。

旭日大綬章又は瑞宝大綬章を授与されるべき功労より、優れた功労のある人に与えられる勲章です。

旭日章(きょくじつしょう)

旭日章は、功績の内容に着目し、顕著な功績を挙げた人に与えられる勲章です。

旭日章は、6段階に分けられています。

  • 大綬章(だいじゅしょう)
  • 重光章(じゅうこうしょう)
  • 中綬章(ちゅうじゅしょう)
  • 小綬章(しょうじゅしょう)
  • 双光章(そうこうしょう)
  • 単光章(たんこうしょう)

瑞宝章(ずいほうしょう)

瑞宝章は、公務等に長年にわたり従事し、成績を挙げた人に与えられる勲章です。

瑞宝章は、旭日章と同様に、6段階に分けられています。

  • 大綬章
  • 重光章
  • 中綬章
  • 小綬章
  • 双光章
  • 単光章

文化勲章

文化勲章は、文化の発達に関し特に顕著な功績のある人に与えられる勲章です。公務員の受賞が多く、もっとも受賞者が多い章です。

こちらは、「秋の叙勲」でのみ授与されます。

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授賞式の日程

「春の叙勲」の授賞式は、4月29日(昭和の日)です。

「秋の叙勲」の授賞式は、11月3日(文化の日)です。

大勲位菊花章の授賞式のみ、皇居で行われます。その他の授賞式は、都内ホテルで行われます。

まとめ

以上、この記事では、「春の叙勲」と「秋の叙勲」の違いについて解説しました。

  • 春の叙勲:4月29日(昭和の日)に授賞する勲章
  • 秋の叙勲:11月3日(文化の日)に授賞する勲章
叙勲の制度があるのは、日本をはじめ、イギリス、アメリカ、フランスなど世界に数カ国です。

せっかく叙勲の制度がある国に住んでいるので、このニュースが流れた時は、少し耳を傾けてみませんか。

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