「マター」とは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「マター」です。

「マター」の意味・使い方・語源・注意点についてわかりやすく解説します。

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「マター」とは?

マター(matter):(仕事の)範囲や責任の所在、物質・問題

「マター」の意味を詳しく

マターは英語の “matter” から来ており、大きく分けて以下の3つの意味があります。

  • 問題
  • 事柄
  • 物質

 

英単語として使う場合には「問題・物質」と訳されることが多いマターですが、ビジネスの場では「(仕事の)範囲や責任の所在」という意味です。

多くの場合、「この仕事は営業部マターですよね?」といったように、仕事の責任の所在を明らかにするときに使われます。

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「マター」の使い方

  1. このプロジェクトは私の部下の鈴木マターなので、詳しくは彼に聞いてください
  2. 営業部マターの案件は、5階の総合窓口までつなぐことになっている
  3. 宇宙には、数え切れないぐらいのダークマターが存在する

ビジネスの場では、マターは「人名、役職、部署+マター」というかたちで使われます。

上記例文のように、「鈴木(人名)マター」という場合には、その仕事が鈴木さんが担当している仕事であることを表しています。

そして、「営業部(部署)マター」という場合には、件の仕事が営業部の管轄であることを表しています。

このように、マターはビジネスの場で最も飛び交うことが多い言葉です。

しかし、ダークマターのように「物質」という意味で使われることもあるので注意が必要です。

 

まとめると、ビジネスの場では「(仕事の)範囲や責任の所在」。

それ以外の場面では、「問題・物質」という意味で使われているということですね。

「マター」の語源

日本でよく使われる「マター」は、英語の “matter” から来ています。

英語の “matter” には、「問題」「物事」「物質」「内容」「重要なこと」など様々な意味があります。

注意点としては、英語の “matter” は「(仕事の)範囲や責任の所在」という意味で訳されることがないということです。

マターは和製英語ですので、元となった “matter” とは違った意味を持っているのです。

 

また、英語のマターはその起源をラテン語で木の幹を意味する “materia” にまで遡ります。

この “materia” がやがて「素材」「物体」といった意味を持つようになり、現在の「問題」「物質」という意味にまで派生したと考えられています。

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「マター」の注意点

ビジネスの場で「マター」という言葉を使う際には、いくつか注意する点があります。

  1. マターは、日本でしか通用しない
  2. マターは、俗にいう「意識高い系ワード」
  3. マターは、社外の人や目上の人に使ってはいけない

まず、①についでですが、マターは和製英語なので日本独自の意味を持っています。

よって、英語圏の人に「(仕事の)範囲や責任の所在」という意味は通じないので注意が必要です。

 

次に、②についてですが、マターは俗にいう「意識高い系」の人が使う言葉の1つです。

たしかに、マターのような「意識高い系ワード」を使うことは、自分に優越感を感じさせるかもしれません。

しかし、このような「意識高い系ワード」を理解できる人は少ないので、周りの人から「調子にのってる」などと嫌な印象を持たれる可能性があるのです。

 

最後に、③についてですが、マターはビジネスの場で頻繁に使われる言葉ではありません。

よって、最近の若者は理解できても、年配の社員の人の中には理解できない人も多いことでしょう。

また、ある会社で「マター」という言葉が頻繁に使われているからといって、他の会社でもそうとは限りません。

 

このように、「マター」は使用する上で気をつける点が多い言葉です。

言い回しのカッコよさこそありますが、周りの人に通じないことも多いので、使う際には十分注意しましょう。

まとめ

以上、この記事では「マター(matter)」について解説しました。

英語表記 マター(matter)
意味 (仕事の)範囲や責任の所在、物質・問題
語源 ラテン語で木の幹を意味する “materia”
注意点 ①マターは、日本でしか通用しない
②マターは、俗にいう「意識高い系ワード」
③マターは、社外の人や目上の人に使ってはいけない

大学生になると、マターのような「意識高い系ワード」をついつい使ってしまいがちです。

自分では「難しい言葉を知っている自分ってすごい!」と思っていても、側から見ると「めんどくさい」と思われているかもしれません。

今後、マターのような「意識高い系ワード」は、状況をしっかりと見極めた上で使っていきましょう。

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