まったく違う!「マントヒヒ」と「マンドリル」の違いを解説

違いのギモン

皆さんは「マントヒヒ」と「マンドリル」の違いについて詳しく説明できるでしょうか。同じサルの仲間であるという共通点がありますが、それぞれには違いが多くあります。この記事では「マントヒヒ」と「マンドリル」の違いを詳しく説明していきます。

【1】名前の由来の違い

「マントヒヒ」の名前の由来

「マントヒヒ」は、「マントをまとっているように見えるヒヒ」であることから、「マントヒヒ」と名付けられました。

マントヒヒは頭から腰にかけて長い毛を持っていることが特徴で、その姿はまるでマントをまとっているかのとうに見えます。その姿からマントヒヒという名前になりました。

ちなみに、マントのような毛は大人のオスにしかないもので、マントヒヒの子供あるいはメスには毛が生えません。つまりマントヒヒのマントはオスの勲章であると言えます。

「マンドリル」の名前の由来

「マンドリル」は、「マンに近いドリル」であることから名付けられました。「マン(man)」は人間、「ドリル(drill)」はヒヒのことで、「人間に近いヒヒ」という意味です。

この写真の通り、まるで考え事をしている人間のようですね。

マントヒヒと名前が似ていますが、「マント」と「マン(人間)」といったように、名前の由来はまったく違うので注意しましょう。

【2】生息地の違い

「マントヒヒ」の生息地

マントヒヒの主な生息地はアフリカ北東部です。

具体的には以下の通りです。

  • イエメン
  • エチオピア
  • サウジアラビア
  • スーダン西部
  • ソマリア

マントヒヒは草原や岩場で生活しており、1頭のオスと数頭のメス・子どもからなる小規模の群れを作り生活しています。

また、雑食性のため、昆虫や木の実など食べて暮らしています。

マンドリルの生息地

マンドリルはの主な生息地はアフリカ西部です。

具体的には以下の通りです。

  • ガボン
  • カメルーン
  • コンゴ共和国
  • 赤道ギニア

マンドリルは熱帯雨林で生活しており、1頭のオスと複数のメスからなる群れを作り、時には群れ同士が集まり、250頭以上の群れを作ることもあります。

また、マントヒヒ同様に雑食性であるため、昆虫や木の実などを食べて暮らしています。

【3】顔立ちの違い

マントヒヒの顔立ち

上の写真のように、頭が毛で覆われていて、肌色の顔であることが特徴です。ニホンザルなど、一般にイメージされるサルと同じような顔のため、顔だけ見ると普通のサルなのかマントヒヒなのか、区別が難しいですね。

マンドリルの顔立ち

マンドリルは、写真にあるようにカラフルで派手な顔なのが大きな特徴です。ディズニー映画の「ライオンキング」でも「ラフィキ」というマンドリルが登頂するため、馴染み深い動物ですね。

ちなみに、顔がカラフルなのは理由があり、昼間でも暗い熱帯雨林でも仲間を見つけやすいかです。

また、オスのマンドリルの顔は派手であればあるほどメスからモテるので、派手なマンドリルはたくさんのメスを引き連れています。

【4】性格の違い

マントヒヒの性格

マントヒヒは、気が荒く狂暴です。ハイエナやワシ、ヘビなどから命を狙われることが多く、時には鋭いキバで威嚇し、立ち向かうことがあります。

マンドリルの性格

マンドリルは、敵だと思った物に対しては狂暴になるようですが、仲間内では比較的温厚です。

また仲間内で喧嘩が起きたときは威嚇しあうのではなく、自慢のカラフルな顔を見せつけ合い仲裁します。

まとめ

以上、この記事では、「マントヒヒ」と「マンドリル」の4つの違いについて解説しました。

「マントヒヒ」「マンドリル」
名前の由来マントをまとっているように見えるヒヒ人間に近いドリル(ヒヒ)
生息地アフリカ北東部アフリカ西部
顔立ち毛で覆われた肌色の顔カラフルで派手な顔
性格気が荒く凶暴穏やか

このように「マントヒヒ」と「マンドリル」には違いがあります。それぞれ素敵な特徴や変わった習性があり、とても魅力的ですね。知ってそうで知らなかった両者の違いを是非友人にも教えてあげてみてください。