選挙でよく見る!「公約」と「マニフェスト」の違い

違いのギモン

選挙が近づいてくるとよく「マニフェスト」という言葉を聞きますよね。

これを読んでどの政党に投票するのか決めるという人も多いのではないでしょうか。

また、「マニフェスト」と似た言葉としては「公約」があげられると思います。

これら 2 つの言葉はどちらも「選挙の時に政党や候補者が当選後に実施することを約束した政策」という意味です。

この 2 つの言葉にはどのような違いがあるのでしょうか。答えられる人はなかなかいないと思います。

そこで、今回は「公約」と「マニフェスト」の違いについて解説していきたいと思います。

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結論:具体的かどうかが違う

まず、「公約」とは選挙の時に政党もしくは候補者が当選後に実施することを約束した政策のことで、比較的抽象的です。

一方、「マニフェスト」とは選挙の時に政党や候補者が発表する公約集で、具体的な数値、目標、財源などを明確にしたものです。

つまり、「公約」と「マニフェスト」では具体的かどうかが異なるのです。

「公約」をもっと詳しく

公約とは選挙の時に政党もしくは候補者が当選後に実施することを約束した政策のことで、比較的抽象的です。

そして、努力目標であることが多いでしょう。

また、国民にもわかりやすいような内容が多く、選挙の時には公約の内容を広く宣伝する政党が多いです。

 

ただ、公約はあくまで約束であるため、必ず守らなければいけないわけではありません。

そのため、公約の内容を達成できなくても、実行しなくても特に罰則はありません。

しかし、公約を守らない政党は信用されないため、選挙でいい結果を残せなくなってしまうでしょう。

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「マニフェスト」をもっと詳しく

マニフェストとは選挙の時に政党や候補者が発表する公約集で、具体的な数値、目標、財源などを明確にしたものです。

つまり、公約の内容を具体的にしたのがマニフェストです。

これも、実行しなくても罰則はありません。

そして、日本でのマニフェストの実行率は 3 割程度と言われています。

 

ちなみに、マニフェストという言葉の語源はイタリア語の “manifesto” です。これは日本語に訳すと「声明文」「宣言文」などの意味になります。

そして、この言葉が選挙で使われ出したのは 1800 年代初頭です。イギリスで最初に使われました。

 

また、日本では 2003 年の衆議院議員総選挙で初めて使われました。

当時の内閣総理大臣は小泉純一郎でしたが、この選挙で初めてマニフェストが掲げられました。

このことからメディアがこの衆議院解散は「マニフェスト解散」であると盛んに宣伝しました。

その効果もあってか、マニフェストという言葉は日本にすっかり定着し、2003 年の流行語大賞にもなりました。

まとめ

以上、この記事では、「公約」と「マニフェスト」の違いについて解説しました。

  • 公約:選挙の時に政党もしくは候補者が当選後の実施を約束した政策のこと
  • マニフェスト:選挙の時に政党や候補者が発表する公約集で、具体的なもの

「公約」と「マニフェスト」には各政党の特徴が現れています。選挙の時にはきちんと読んでおきたいものですね。

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