どんな生活スタイル?「ロハス(LOHAS)」の意味や使い方を例文つきで解説

言葉

ロハスとは「健康的で持続可能な生活様式」という意味です。

住居や環境のことについて調べていると、ロハス(LOHAS)という言葉を見ることあるのではないでしょうか。

ロハスは、「健康的で持続可能な生活様式」という意味ですが、いまいちイメージしづらい言葉ですよね。

この記事では、ロハスの意味や使い方、具体例を用いて分かりやすく解説しています。

☆ロハスをざっくり言うと……

英語表記ロハス(LOHAS)
意味健康的で持続可能な生活様式
語源英語の “Life Style of Health and Sustainability”
類義語エコ
健康的
自然派生活 など
具体例ロハスに配慮した住居に住む
健康のためにスポーツをする
ヨガや瞑想を行う  など
ロハスへの批判販売促進のために利用される
「ロハス」は「いろはす」の元ネタ日本の「いろは歌」と「ロハス」の掛け合わせ

「ロハス」の意味

ロハス

健康的で持続可能な生活様式

例:新しい住居ではロハスを心掛けて生活する。

ロハス(LOHAS)とは、「Lifestyles of Health and Sustainability」の略であり、「健康的で持続可能な生活様式」のことです。

ロハスには明確な定義はありませんが、「地球環境に配慮した生き方」「経済的・精神的に無理なく環境に配慮する」というような意味が共通しています。

また、ロハス的なことをする人のことをロハスピープルと言います。

 

もともとは、ロハスは1990年代の後半にアメリカの中西部、コロラド州ボールダー周辺で生まれた新しいビジネス・コンセプトです。

日本では、2002年以降にテレビなどで紹介されたことがきっかけとなり、注目されるようになったとされています。

「ロハス」の使い方

ロハスを用いた言葉には以下のような言葉があります。

  • ロハスピープル
    環境や健康に関連した商品やサービスに関心を持つ人
  • ロハスフェスタ
    「みんなの小さなエコを大きなエコに」をテーマに、大阪などで開催されているフェスタ
  • ロハスパーク
    小物や家具などを持ち寄り、交流するイベント
「ロハスピープル」は、「ロハス的なことをする人」ということを意味する言葉です。

一方で、「ロハスフェスタ」や「ロハスパーク」は日本で開催されているイベント名です。

「ロハスフェスタ」「ロハスパーク」は、毎年さまざまな地域で開催されているため興味のある方は調べてみてください。

次に、具体的な例文をいくつか見てみましょう。

  1. ロハスピープルな彼は、いつもエコバッグを持ち歩いている。
  2. 今年のロハスフェスタは名古屋で開催される。
  3. ロハスパークのために、古い家具の整理をはじめる。
  4. 町の不動産屋で、ロハスを意識した住居環境を探す。
①~③のようにロハスは「ロハス〇〇」という言い回しでよく使用されます。

一方で、④のようにロハス単体で使用する場合もあります。

「ロハス」の語源


ロハスの語源は英語の “Life Style of Health and Sustainability” の頭文字です。

ロハスは、1990年代のアメリカで、健康や安全に関心を寄せる人を対象としたマーケティングコンセプトとして誕生しました。

ロハスには、以下のように5つのカテゴリーがあります。

  1. 持続可能な経済(Sutainable Economy)
    再生可能エネルギー、エコ建築素材・技術など
  2. 健康的なライフスタイル(Healthy Lifestyle)
    天然・有機商品、サプリメント、パーソナルケアなど
  3. 代替医療(Alternative Healthcare)
    鍼灸、ホメオパシー、予防治療、全体治療など
  4. 自己開発(Personal Development)
    セミナーなどの参加、ヨガ、ダイエットなど
  5. 環境に配慮したライフスタイル(Ecological Lifestyle)
    エコ住宅、エコロジーなオフィス製品、有機・再生繊維製品など

これらのカテゴリーに関連するマーケットがロハスと捉えられています。

こうしてロハスは、化石燃料消費による地球環境が悪化から、アメリカを中心に普及しました。

その後、2002年頃に日本でもテレビや雑誌等で取り上げられ、徐々に普及していきました。

「ロハス」の類義語

ロハスには以下のような類義語があります。

  • エコ
    自然環境保全。また、それらへの関心や意識。
  • 健康的
    健康を増進するのに役にたつさま
  • 自然派生活
    自然に配慮した生活

すべての類義語に、自然や健康に配慮しているというニュアンスが共通しています。

「ロハス」の具体例

ロハスには以下のような取り組みがあります。

  1. ロハスに配慮した住居に住む
  2. 健康のためにスポーツをする
  3. ヨガや瞑想を行う
  4. 無農薬の有機栽培食品を選ぶ
  5. エコロジーな商品を好み、エコカーに乗る
ロハスな取り組みとは、健康や環境に配慮し、値段よりも健康や環境に配慮したものを言います。

①のロハスに配慮した住居のことを「ロハスハウス」と言います。

「ロハスハウス」とは
「ロハスハウス」とは、環境に配慮したエコな住宅のことです。

具体的には、断熱性・通風性などを高めることで、エアコンや照明器具といった設備に頼らない住居などがあたります。

ロハスは、自分たちの幸せと地球環境への貢献の両立を追求した概念です。

そのため、無理のない範囲でロハスな取り組みを行うことが重要です。

「ロハス」への批判


欧米で多くの人に支持されているロハスですが、批判的な意見もあります。

例えば、健康や環境にどれほど良い影響があるかという科学的な根拠がないという意見です。

企業は商品が売るためにロハスの概念を利用するため、本当にロハスが実現できているか確証がないという批判があります。

消費者は、企業の戦略としてロハスが利用されることがあることを忘れないでおきましょう。

「ロハス」は「い・ろ・は・す」の元ネタ

コカ・コーラ社が販売している飲料水に「い・ろ・は・す」というブランドがあります。

「い・ろ・は・す」の名前の由来は、日本の「いろは歌」と「ロハス」の掛け合わせです。

「いろは歌」とは
「いろは歌」とは、すべてのかなを同じかなを繰り返さずに七五調で読んだ和歌のことです。

具体的には以下のようなものです。

『色(いろ)は匂(にほ)へど 散(ち)りぬるを 我世誰(わがよたれ)ぞ常(つね)ならむ 有為(うゐ)の奥山(おくやま) 今日(けふ)越(こ)えて 浅(あさ)き夢見(ゆめみ)じ 酔(ゑ)ひもせず』

「い・ろ・は・す」には、「ひらがなのやわらかな語感による国産天然水のイメージ」と「環境への配慮が具体的な行動となるきっかけを提案していく製品になるように」との思いが込められています。

「ロハス」のまとめ

以上、この記事ではロハスについて解説しました。

英語表記ロハス(LOHAS)
意味健康的で持続可能な生活様式
語源英語の “Life Style of Health and Sustainability”
類義語エコ
健康的
自然派生活 など
具体例ロハスに配慮した住居に住む
健康のためにスポーツをする
ヨガや瞑想を行う  など
ロハスへの批判販売促進のために利用される
「ロハス」は「いろはす」の元ネタ日本の「いろは歌」と「ロハス」の掛け合わせ

ロハスは、日常会話ではあまり使用しない言葉でしょう。

しかし、自然環境に関する話題のなかではよく耳にする言葉であるため、意味や使い方をしっかり確認しておきましょう。

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