「ロジスティクス」とは?意味と使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「ロジスティクス」です。

「ロジスティクス」の意味、メリット、語源、使い方についてわかりやすく解説します。

「ロジスティクス」の意味をスッキリ理解!

ロジスティクス(logistics):物流の流れの中の複数の工程を一元化して管理すること

「ロジスティクス」の意味を詳しく

「ロジスティクス」とは、物流の流れの中の複数の工程を一元化して管理することです。

物流の一連の流れを最適化し、複数ある工程を一括して管理することで、効率よく物流を行います。

具体的に、物流には以下のような行程があります。

  1. 製品の保管
  2. 梱包
  3. 輸送
  4. 流通加工

「流通加工」とは、商品が消費者に届くまでの「物流」の間に行われる加工のことです。たとえば、すべての自転車は工場でパーツを組み立てて完成品にしてから小売店に運ばれるわけではありません。

それぞれのパーツの状態で小売店まで輸送され、消費者が購入する際に小売店で組み立てれらる場合もあるのです。

このように、商品の加工が「物流」の途中で行われることを「流通加工」と言います。

 

そして、上記の4つのような作業工程を、ひとつの企業や団体が一括で管理して行うことを「ロジスティクス」と言います。

「ロジスティクス」は、単に「物流」を表す言葉ではありません。

「ロジスティクス」は、「物流を効率化すること」という意味がある言葉なのです。

「グリーン・ロジスティクス」の意味

「グリーン・ロジスティクス」とは、「物流に伴う環境破壊の防止を目的としたロジスティクス」のことです。

「ロジスティクス」を導入することで物流の流れ全体で発生する環境破壊要因をできるだけ小さくしようとする試みです。

たとえばトラック走行に伴う大気汚染や騒音を圧縮するための鉄道コンテナや船舶コンテナの利用などが「グリーン・ロジスティクス」に含まれます。

「ロジスティクス」のメリット

「ロジスティクス」には、主に以下のような3つのメリットがあります。

  • 物流の流れを早くする
  • 物流のミスを減らす
  • 消費者のニーズに応える

「ロジスティクス」を導入すると、それまでバラバラに行っていた工程をひとつの企業が一括して管理できるようになります。

そのため、作業の効率化が進み、物流の流れを早くすることができるのです。

また、企業間の情報のやりとりも不要になるので、伝達ミスなどのトラブルを減らすこともできます。

「ロジスティクス」の語源

「ロジスティクス」の語源は英語の “logistics” です。英語の “logistics” には「兵站(へいたん)」という意味があります。

「兵站」とは、軍隊における「後方支援」のことです。具体的には、前線で必要となる物資の調達やそれらの輸送活動を表します。

この言葉が、1960年ごろからビジネスの分野で使われるようになったのです。

「軍隊における物資の輸送」という意味から「消費社会における物流を合理化するシステム」という意味に変化しました。

「ロジスティクス」の使い方

「ロジスティクス」には以下のような使い方があります。

  1. 来年度の黒字がを目指して、ロジスティクスの導入によってコストを削減しましょう。
  2. ロジスティクスによって顧客の声をダイレクトに商品に反映する。
  3. ロジスティクスの充実が国の勝利につながる。

➊と➋の「ロジスティクス」は、「物流の流れの中の複数の工程を一元化して管理すること」という意味で使われています。

➌の「ロジスティクス」は、「軍隊における後方支援」という意味で使われています。

まとめ

以上、この記事では「ロジスティクス」について解説しました。

英語表記ロジスティクス(logistics)
意味物流の流れの中の複数の工程を一元化して管理すること
メリット物流の流れを早くする
物流のミスを減らす
消費者のニーズに応える
語源「軍隊における後方支援」という意味の英単語 “logistics”

「ロジスティクス」は聞きなれない言葉だったという方も多いと思います。元になった軍事用語としての意味と、ビジネスとしての意味の両方を理解しておきましょう。