「ロケハン」とは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「ロケハン」です。
「ロケハン」の意味、アニメーションにおける「ロケハン」の意味、使い方、語源、類義語についてわかりやすく解説します。

「ロケハン」の意味をスッキリ理解!

ロケハン(location scouting):映画やテレビ番組などで、撮影に適した景色のある場所を探し、ロケ地を選定すること

「ロケハン」の意味を詳しく

「ロケハン」とは、映画やテレビ番組などで、撮影に適した景色のある場所を探し、ロケ地を選定することです。

「ロケ」とは、「ロケーション撮影」の略で、映画・テレビドラマ・バラエティなどの製作に際し、機材などを撮影現場に持ち出して行う撮影のことです。

この「ロケーション撮影」に適した撮影場所を探し、選定するのが「ロケハン」です。また、選定だけでなく、ロケ開催日当日までにロケ先の調査を行うことまで含む場合もあります。

具体的には以下のことを含みます。

  • ロケ場所の選定
  • 下見
  • ロケ場所の確保
  • カメラアングルなどの確認

「ロケハン」は、「ロケーションハンティング」を略した言葉です。

アニメーションにおける「ロケハン」

アニメーションを制作する際にも「ロケハン」が行われることがあります。アニメでは、撮影は行われないので「野外での撮影地の確保」という意味ではありません。

アニメーションにおける「ロケハン」は「アニメーション制作の際に事前に行う準備や調査」のことです。

その作品の舞台となっている場所の風景を撮影して参考資料にしたり、文化などの情報を集めるのです。

アニメーションの中には、実際に存在する場所が登場したり、背景に使われたりします。ファンが、それらの舞台をめぐることを「聖地巡礼」などど言います。

「ロケハン」の使い方

「ロケハン」には以下のような使い方があります。

  1. 次のシーンのロケハンは終わってるの?
  2. ちょうどいい場所が見つからず、ロケハンがうまくいかない。
  3. 25日までに、ラストのシーンのロケハンを完了させる必要がある。

上のように、主にテレビ業界の用語として使われる言葉です。

「ロケハン」の語源

「ロケハン」の語源は英語の “location hunting” です。

大正・昭和時代の映画監督であるヘンリー・小谷がアメリカから持ち込んだカタカナ映画用語のひとつです。この言葉が使われ始めるまでは「ロケ探し」などと呼ばれていました。

“location” は、「場所」「立地」という意味の英単語ですが、「野外での撮影地」という意味もあります。 “hunting” のもともとの意味は「狩り」ですが、ここから派生して、「追求」「探索」といったニュアンスも持ちました。

ちなみに、“location hunting” は和製英語です。正しい英語では “location scouting” と言います。 “scouting” には、以下のふたつの意味があります。

  • 偵察
  • 内偵

「ロケハン」の類義語

「ロケハン」には以下のような類義語があります。

  • 現調

「現調」とは、「現地調査」の略です。イベントの開催日当日までにイベント会場の調査に行くことを言います。下見や当日の準備なども含んでおり、意味としては「ロケハン」とほとんど同じです。

しかし、「ロケハン」はテレビや映画の撮影地の選定に使われる言葉で、それに対して「現調」は、イベント業界で使われる言葉です。

まとめ

以上、この記事では「ロケハン」について解説しました。

英語表記ロケハン(location scouting)
意味映画やテレビ番組などで、撮影に適した景色のある場所を探し、ロケ地を選定すること
アニメーションにおける「ロケハン」の意味アニメーション制作の際に事前に行う準備や調査
語源「野外の撮影地を探す」という意味の英語 “location hunting”
類義語現調

「ロケハン」は業界用語なので、馴染みの無い人が多いかもしれませんが、この機会にしっかりと覚えておきましょう。