どう違うの?「少々」と「少量」の違い

違いのギモン

料理番組やレシピで「少々」「少量」の言葉をよく目にすると思います。これらはとても曖昧な言葉です。実際に違いがよく分からない方も多いのではないでしょうか。

あなたは正しく使い分けることが出来ますか?

この記事では「少々」と「少量」の違いについて詳しく解説していきます。

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結論:「少々」は「少量」より少なめ

どちらも明確な定義はありません。

料理では「少々」は指 2 本、「少量」は指 3 本が目安として使用されます。

「少々」についてもっと詳しく

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「少々」とは数量や程度が少しばかり、という意味です。丁寧語なため目上の方も話すときに使用します。

"「少々」の使用例"
  • 少々お待ちください。
  • 茶道を少々習っていました。

料理でも「少々」は少しばかりを意味します。塩、砂糖などの粉状のものは、親指・人差し指でつまんだ量です。醤油、みりんなどの液体は 1~2 滴分を指します。重さは約 1g 強で、約小さじ 1/8 です。

「塩少々」は魚や肉にふりかけて下味をつける時に使われます。料理の仕上げでも、ほどよい塩加減にして味を整えるために「塩少々」という表現が使われます。

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「少量」についてもっと詳しく

「少量」とは少しの数量や分量を意味します。分量のあるものに対して使用されます。

「少量」の使用例
  • 少量でも汚れが落ちる洗剤。
  • 電子レンジで少量の野菜を加熱する。

「少量」はひとつまみとも言います。粉状のものは、親指・人差し指・中指でつまんだ量を意味します。液体はさっとかける程度の量を指します。重さは約 2g で、小さじ 1/4~1/5です。

「塩ひとつまみ」は青菜をゆでるときに加える時に使われます。他にも、野菜の塩もみで余分な水分を出すために下ごしらえの段階で使われます。

「少々」と「少量」の可能性

計量スプーンで計れない、少しばかりの量を「少々」「少量」と呼びます。しかし数字はあくまでも目安であり、料理業界で明確に定義づけされていません。そもそも、指の大きさによって個人差があります。使用する塩の種類によっても量が変わります。

日本料理において、「少々」や「少量」は特に大きな意味を持ちます。なぜなら、これらの程度によって下味の付け方や、味の調整に差が生まれるからです。

レシピで「少々」や「少量」と書かれている事をアレンジすることで自分好みの味にすることが出来ます。これはいわゆる「母の味」です。料理の味付けに幅がある結果、家庭ごとの味付けが生み出されるのです。家庭の味は子供の記憶に刻まれます。必要に応じて味見をして、自分好みの感覚をつかみましょう。

また、健康管理に気をつけていたら塩分をさらに控えるなど調整をする事も可能です。「少々」「少量」の言葉が持つ曖昧さこそが、料理の醍醐味と言えます。

一方で、お菓子づくりにおいては分量を守ることが重要です。細かい分量の差が仕上がりに大きな差を生み出すこともあります。お菓子作りでは「家庭の味」が生まれないです。

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その他の分量表記

他にも曖昧な分量表記が存在します。

  • ひとつかみ:手でつかみ軽く握った程度。約大さじ 2 杯
  • ひとかけ:親指の第一関節分の大きさを表し、約 8~12g
  • たっぷり:食材が全て浸かり、食材の上に全体の 1/3 ほど層が出来る程度

ひとつかみは塩、ひとかけはニンニクやショウガでよく使用されます。たっぷりは鍋で具材を蒸すときに使用されます。でろも分量の基準は存在していますが、明確な定義はありません。

まとめ

この記事では、料理で使用される「少々」と「少量」について解説しました。以下のグラフで違いを表しました。

少々少量
使う指親指と人差し指親指と人差し指と中指
分量小さじ 1/8小さじ 1/4~1/5
用途肉や魚の下味、仕上げの調整野菜の塩もみ、ゆで野菜の色出し

料理をする際には正しい知識を生かしましょう!

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