今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「レジャー」です。
「レジャー」の意味・使い方・語源・類義語・対義語についてわかりやすく解説します。
☆「レジャー」をざっくり言うと……
英語表記 | レジャー(leisure) |
---|---|
意味 | 余暇、遊び |
語源 | 英語のleisure |
類義語 | フリータイム、オフ、ホリデーなど |
対義語 | オンなど |
「レジャー」の意味をスッキリ理解!
「レジャー」の意味を詳しく
「レジャー」は「余暇、遊び」という意味のカタカナ語です。週末の休みの日に山に行くとします。
週末という仕事をせずに自由に過ごせる時間そのものも、「レジャー」と呼ぶことがあります。しかし、一般的に意味しているのは「その時間を使って行う娯楽や遊び」です。
たとえば、ここで言うと、山に遊びに行くことです。
「レジャー」の使い方
- レジャーをいかに有効活用するかが現代人にとって課題だ。
- レジャー用品をディスカウント価格で購入した。
- 東京郊外にあるレジャー施設に行きたい。
「レジャー」は名詞として使用します。しかし、「レジャーする」とは言いません。
①の例文の「レジャー」は「余暇」という意味です。つまり、仕事をしていない余暇の時間をどう使うかが重要だと言っています。この文は、社説などでよく出てくるので覚えておきましょう。
②の例文の「レジャー用品」とは、「遊びに使う道具」を指します。具体的には、バーベキューセットや釣り道具などです。
③の「レジャー施設」とは、キャンプ場やピクニック広場などの事です。
「レジャー」の語源
「レジャー」の語源は英語のleisureです。スペルに注意です。「レジャー」とカタカナ語の音に慣れていると、leisuseのiを忘れてしまいます。
意味はカタカナ語とほぼ同じです。「自由時間」「暇な時間」という意味があります。
ただし、カタカナ語のように、「余暇の時間を使って楽しむ」というニュアンスはありません。単純に「余暇の時間」というだけで、「楽しむ」ということまで意味しないので注意しましょう。
形容詞はleisurelyです。もっと語源をたどれば、ラテン語の「許されている」という意味の単語になります。
「レジャー」の類義語
「レジャー」には以下のような類義語があります。
フリータイム
「フリータイム」とは「自由な時間」という意味のカタカナ語です。「レジャー」と違って、「仕事がない自由な時間」という意味はありません。単純に、何もするべきことがない自由時間という意味です。
また、カラオケなどのサービスでは「時間制限なし」という意味で使用することもあります。厳密に言うと制限はありますが、無制限の意味で使います。
「フリータイムにご飯に行く」「フリータイムに他の人と交流する」というように使います。
オフ
「オフ」は「休み」という意味で使うカタカナ語です。もともと、「スイッチが切られている状態」を指します。それが転じて、「休み」という意味で使うようになりました。
たとえば、「明日はオフ」「いつがオフなの?」というような使い方をします。
ホリデー
「ホリデー」は「休日」という意味のカタカナ語です。夏休みなど長い休日ではなく、週末などの短い期間を指します。たとえば、「国民の休日」は長期間ではない休日です。
これを「ナショナルホリデー」といって表現することができます。
「レジャー」の対義語
「レジャー」には以下のような対義語があります。
- オン:仕事中である事
オン
「オン」は「仕事中である事」を表すカタカナ語です。「オフ」の対義語にもなります。「オン」も「スイッチが入っている状態」を元々表していましたが、派生して「仕事中である事」を指すようになりました。
よく、「オンモード」「オンの時」と言いますが、これらは「仕事をしている状態」をイメージすると分かりやすいです。
まとめ
以上、この記事では「レジャー」について解説しました。
英語表記 | レジャー(leisure) |
---|---|
意味 | 余暇、遊び |
語源 | 英語のleisure |
類義語 | フリータイム、オフ、ホリデーなど |
対義語 | オンなど |
「レジャー」はとてもよく使うカタカナ語です。仕事をしていない学生でも「レジャー」という単語をよく使いますね。意味が分かっていないと困る単語です。
ぜひ、この記事を参考にして「レジャー」の意味や使い方を覚えましょう。