「レガシー」とは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「レガシー」です。

言葉の意味・使い方・語源についてわかりやすく解説します。

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「レガシー」とは?

レガシー(legacy):遺産。また、時代遅れのもの。

「レガシー」の意味を詳しく

「レガシー」の表す意味は、大きく2つに分けることができます。

一つ目に「遺産」です。過去の人が作り上げ、現代に受け継がれているものを指します。「レガシー」が表すのは、遺産の中でも特に「金銭的」な価値のあるものです。

二つ目に、「古いもの」「時代遅れのもの」という意味があります。この意味での「レガシー」には、「時代に合っていない」というネガティブなニュアンスが含まれています。

 

「レガシー」は、専門用語として用いられることもあります。以下、代表的な例を紹介していきます。

IT分野での「レガシー」とは?

ITや情報システムの業界において「レガシーシステム」といえば、「時代遅れのシステム」という意味を指します。技術の進歩が速いIT業界では、システムはすぐに古くなります。これを「レガシー化」というのです。

特に古いシステムは、維持や管理にコストがかかることや、新しいサービスが追加できないことから、最新のシステムに移行することが良いとされています。

この他には、古いインターフェースのことを「レガシーインターフェース」といい、古いシステムを排除して新しい技術を取り入れた機器のことを「レガシーフリー」といいます。

政治における「レガシー」とは?

政治において「レガシー」は、「政治家が行った、後世に評価されるような業績」という意味持っています。「政治的功績」と言い換えられることもできます。

代表的な例としては、アメリカのオバマ前大統領が行った「キューバとの国交回復」があります。これは54年もの間、どの大統領もなしえなかったことであったので、「歴史に残る業績」として「レガシー」と呼ばれています。

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「レガシー」の使い方

  1. 新幹線や高速道路は、1964年のオリンピックが残したレガシーだといえる。
  2. この企業は以前、退職者への金銭的支援を手厚くしたことにより、現在多大なレガシーコストを抱えている。
  3. 任期の終わりが迫っている首相は、レガシー作りに取り組み始めた。

①の例文では、「金銭的な価値のある遺産」という意味で「レガシー」を用いています。1964年のオリンピックでは、開催に合わせて多くのインフラ設備やスポーツ施設が建設されました。これらの設備は、後の日本経済の基盤となったのです。

②の例文のように、「レガシー○○」という形で「過去から受け継がれたもの」を表すこともできます。例文にある「レガシーコスト」とは、「負の遺産」とも呼ばれ、過去に取り決められた契約などによって、現在も支払わなければならない費用のことを指します。

③の例文では、「政治的功績」という意味で「レガシー」を用いています。

「レガシー」の語源

日本語の「レガシー」の語源は英語の “legacy” です。

英語では、「親などから相続する財産」という意味で用いられることが多いです。

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まとめ

以上、この記事では「レガシー」について解説しました。

英語表記レガシー(legacy)
意味遺産。また、時代遅れのもの
語源英語で「遺産」を意味する “legacy” から

東京オリンピックの開催も近付き、「オリンピック後をどうするか」という話題も増えてきました。一時のお祭りのように終わらせるのでなく、後世に何かをレガシーとして残せるような大会となればいいですね。

いざ「レガシー」という言葉を使う場面が来た時のために、しっかりと意味と使い方を理解しておきましょう。

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