「レクチャー」の意味とは?使い方から英語や類語や対義語まで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「レクチャー」です。

「レクチャー」の意味・使い方・つく言葉・語源・類義語・対義語についてわかりやすく解説します。

☆「レクチャー」をざっくり言うと……

英語表記レクチャー(lecture)
意味説明、講義
語源英語のlecture
類義語セミナー、レッスン、クラスなど

「レクチャー」の意味をスッキリ理解!

レクチャー(lecture):説明、講義

「レクチャー」の意味を詳しく


「レクチャー」は「説明、講義」という意味のカタカナ語です。

「説明」「講義」そのものを指しますが、「説明する」「講義する」行為を表すこともあります。

学校、大学、職場などで何かを専門的に学ぶ時に用いられる言葉です。

 

たとえば、新しい機械の操作方法が分からないとします。その操作方法を他の人から教えてもらうことを「レクチャー」と言います。

また、教える側の人からするとこの行為自体を「レクチャーする」と表現することができます。

 

「説明」といっても、口頭で簡単に説明するのではありません。

「レクチャー」には、詳細までしっかりと解説するというニュアンスが含まれています。

そして、ただ文章や口頭で説明だけでなく、イラスト、表、ジェスチャーなどさまざまな方法を用いて相手に理解してもらう様子を表します。

「レクチャー」の使い方

  1. 先輩からレクチャーを受けたので、一通り理解した。
  2. レクチャーに参加したが、あまり分からなかった。
  3. 最先端の技術についてレクチャーする。
  4. 教授に実験器具の使い方をレクチャーしていただいた。

❶と❷の例文のように、「レクチャーを受ける」「レクチャーに参加する」という形で使うことが多いです。

意味はそのままで、「説明を受ける」です。

一方で❸の例文のように「説明する」と言いたい場合は、「レクチャーする」という形で使用します。「する」「行う」などの動詞と一緒に使うことが多いです。

❹の例文のように、敬語表現にしたい時には「レクチャーしていただく」と言いましょう。

「レクチャー」がつく言葉

「レクチャー」がつく言葉には以下のようなものが挙げられます。

  • レクチャーアンプ
  • バイナリーレクチャー

それぞれの言葉の意味について詳しく見ていきましょう。

レクチャーアンプ

「レクチャーアンプ」とは、会議室、講堂などで使用されている、スピーチを行う人などの前にある台のことです。

▲レクチャー台の例

[出典:https://www.toa.co.jp/products/prosound/microphones/microphones_req/la-30.htm]

「レクチャーアンプ」にはアンプ、スピーカー、マイクなどの音響設備が詰まっています。

そのため、「レクチャーアンプ」があると広い空間でのスピーチを行いやすいです。

「レクチャー台」と呼ばれることもあります。

バイナリーレクチャー

「バイナリーレクチャー」は「バイナリーオプションに対する説明」という意味の言葉です。

 

「バイナリーレクチャー」は「短期で大きな利益が出せます」などのうたい文句を使ってSNSなどで宣伝します。

そして、LINEへの登録を促し、掲載されたリンク先をクリックすることを求めます。

しかし、実際にクリックしても「レクチャー」を受けられることはありません。

投稿者がアフィリエイト報酬を得るために行う悪質な行為です。

 

バイナリーオプションとは為替相場などの価格が上がるか下がるか予想する投資方法のことです。

たとえば、円安になると予想し、円安になると利益が得られるチケットを購入した場合、予想通り円安になれば利益が得られます。

「レクチャー」の語源

「レクチャー」の語源は、英語の “lecture” です。

“lecture” には以下のような意味があります。

“lecture” の意味
  1. 講義・講演
  2. 小言・説教

“lecture” にはカタカナ語でも使われる意味に加えて「小言・説教」という意味もあります。

“lecture” の語源

“lecture” の語源を辿るとラテン語の “lectio” になります。

“lectio” は「読む」「読み聞かせる」という意味です。

「読み聞かせる」という行為が「説明する」というように変化しました。

ちなみに、“lectio” はアリストテレスが他の人と議論する様子が由来になっています。

「レクチャー」の類義語

「レクチャー」には以下のような類義語があります。

  • セミナー:説明会
  • レッスン:講義、習い事
  • クラス:学級、授業
  • 授業(じゅぎょう):学校などで学問・スキルを教えること
  • 講義(こうぎ):学問について説き聞かせること
  • 講演(こうえん):多人数を相手にある話題について話すこと
  • 演説(えんぜつ):多くの人の前で自分の意見を述べること
  • 演述(えんじゅつ):自分の意見・思想を口頭もしくは文章で述べること
  • 指導(しどう):ある目的に向かって教え導くこと

セミナー

「セミナー」は「説明会」という意味のカタカナ語です。

“seminar” (ゼミナール)という単語が語源になっています。

「説明会」というと、専門家の人が大勢に向かって話をするのを聞くというイメージがありますが、本来の意味は違います。

講義や説明を黙って聞くというのではなく、意見交換などを自発的に行うことが本来の「セミナー」の意味です。最近ではあまり区別されていません。

レッスン

「レッスン」は「講義、習い事」という意味のカタカナ語です。

たとえば、ピアノの弾き方を習う場合は「ピアノのレッスン」と言います。他にも「英会話のレッスン」とも言います。

個人的な習い事という意味合いが強い単語です。

クラス

「クラス」は「学級、授業」という意味のカタカナ語です。

「レッスン」に近い意味がありますが、必ずしも「習い事」という意味ではありません。

たとえば、学校の授業のことも「クラス」と言います。「英語のクラスに出席する」という言い方もします。

一方で、「学級」というのは、学校で一緒に学ぶ人たちの集団です。それを「クラス」と呼びます。

「レクチャー」の対義語

「レクチャー」にはこれといった対義語はありません。

ただ、少し意味は離れますが「実習」は「レクチャー」の対義語と言えなくもないでしょう。

「レクチャー」が何かの説明を受けることを表すのに対して、「実習」は「説明を受けた知識や技術を実際の現場で学ぶこと」を表すからです。

まとめ

以上、この記事では「レクチャー」について解説しました。

英語表記レクチャー(lecture)
意味説明、講義
語源英語のlecture
類義語セミナー、レッスン、クラスなど

「レクチャー」はよく使う単語です。特にビジネスでは新しい研修などで、「レクチャー」という単語がよく使われます。

覚えておかなければ困る場面もあるでしょう。

ぜひ、この記事を参考にして「レクチャー」の意味や使い方を覚えて、日常生活でも使いこなせるようにしましょう。