「ローンチ」とは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「ローンチ」です。

「ローンチ」の意味・「ローンチ」を用いた熟語6選・使い方・語源・類義語・対義語についてわかりやすく解説します。

「ローンチ」の意味をスッキリ理解!

ローンチ(launch):新しく作った商品やサービスを、世の中に送り出すこと

「ローンチ」の意味を詳しく

「ローンチ」とは、新規のサービスや製品を世に送り出すことです。

当初はIT業界で使用されていた言葉で、webサービスやwebアプリケーションを新たに公開する場合に使われていました。

今では、さまざまなビジネスシーンで、新しい製品やサービスを発表することを指します。

「ローンチ」は、「ロンチ」や「ラウンチ」と表記されることもあります。

金融業界における「ローンチ」

金融業界における「ローンチ」は、有価証券を市場に発行する際に、発行することを市場に発表することを言います。

有価証券とは、株式や債券など、それ自身に財産的価値のある証書のことです。

「ローンチ」を用いた熟語6選

「ローンチ」は、他の語と合わさって多くの熟語を形成します。

代表的なものとして、次の6つが挙げられます。

  1. ローンチタイトル(ローンチソフト)
  2. ローンチコントロール
  3. ローンチカスタマー
  4. ローンチパーティー
  5. プロダクトローンチ
  6. ローンチカレンダー

以下、6つの熟語を紹介します。

①ローンチタイトル(ローンチソフト)

ローンチタイトル」とは、新しいゲーム機を世に発売する際に、同時に発売されるゲームソフトのことです。「ローンチソフト」とも呼ばれます。

「ローンチタイトル」として選ばれるものは、そのゲーム機が持っている性能を十分に感じることができるものです。

ゲーム機の売上は「ローンチタイトル」の質によって大きく左右されます。

良いゲームソフトがあってこそゲーム機が買われるため、「ローンチタイトル」でいかに消費者の心を掴むかは極めて大切な課題です。

②ローンチコントロール

ローンチコントロール」とは、車が完全に停止している状態から、スムーズに発進することができるように供えられた自動制御技術のことです。

ここでは、「発進」の意味で「ローンチ」が使われています。

③ローンチカスタマー

ローンチカスタマー」は、新たな製品を開発しようとしているメーカーに対して、開発に踏み切らせるだけの発注をし、メーカーに開発計画を立ち上げさせる会社のことを指します。

「ローンチカスタマー」は、主に航空業界で使用される言葉です。

航空機メーカーにとって、航空機開発は、非常に費用がかかるものです。人件費や求められ高性能や安全性がコストを高くします。さらに、開発したところで実際に需要がどれだけあるだろうかという懸念点もあります。

そこで、航空会社が、確かな需要があることや、メーカーに開発に踏み切らせるに十分な発注をすることで、開発計画を「ローンチ」させる「カスタマー」になるということです。

④ローンチパーティー

ローンチパーティー」とは、新しい製品やサービスを「ローンチ」する際に、顧客や関係者を招いて開催されるお披露目会のことです。

「ローンチパーティー」は、サービスや製品の宣伝を兼ねてデザインされていることが多いです。

⑤プロダクトローンチ

プロダクトローンチ」とは、新商品の発売前から、購入してくれる見込み客を集め、発売時に大きな売り上げを挙げるという手法を指します。

発売してから、新商品が出たと宣伝するのではなく、発売前に一定の見込み客を確保しておくことが「プロダクトローンチ」のポイントです。

見込み客を集めることを「プレローンチ」と言います。「プレローンチ」した顧客に対して、新商品の性能や、顧客にとってどのようなメリットがあるかなどについての情報を共有するのです。

そのため、良質な商品であれば、発売と同時に多くの売り上げをあげることができます。

⑥ローンチカレンダー

ローンチカレンダー」とは、新商品が発売される日を掲載しているカレンダーのことです。

新商品の発売日を事前に顧客に知らせるために、「ローンチカレンダー」を提示する企業も多いです。

「ローンチ」の使い方

  1. 新製品のローンチまであと少しだ。
  2. 開発中の新規webアプリを早くローンチしたい。
  3. 現在作成中の新規サービスのローンチ予定はちょうど来月の今日だ。

①のでは、新製品の公開まで目前に迫っているさまが描かれています。

②の「ローンチ」は、webアプリの発表を意味しています。目まぐるしくトレンドが変化するIT業界では、一定のスピードを伴う製品の公開が大切ですね。

③の「ローンチ予定」とは、その製品やサービスを公開・発表する予定の日付を意味します。よく耳にするフレーズですので、覚えておきましょう。

「ローンチ」の語源

「ローンチ」の語源は英語の “launch” です。

“launch” は、もともと以下の意味を持っていました。

“launch” の意味
  • (船を)進水させる
  • (人などを)世に送り出す
  • (ミサイルなどを)発射する

広く、何らかの物事の開始を意味する単語です。

そこから派生し、現在では、ビジネスシーンにおいて新製品やサービスを公開・発表することを指して用いられます。

「ローンチ」の類義語

「ローンチ」には以下のような類義語があります。

  • リリース:作品や製品、サービスを公開・発売すること
  • 公開:広く一般の人に観覧・使用を許すこと
  • 発売:商品を売り出すこと
  • キックオフ:プロジェクトなどを始めること
  • 立ち上げ:何かを始動・設立すること
  • 開始:何かを始めること
  • 発進:出発すること

「ローンチ」と「リリース」の違い

「ローンチ」と「リリース」は、どちらも「新しく何かを世に送り出すこと」を表すため、意味はほとんど同じです。

ただ、「ローンチ」と「リリース」には以下のような違いがあります。

  • ローンチ:新しいWebサービスなどを立ち上げる時に用いる
  • リリース:音楽関連のコンテンツを世に送り出す時に用いる

「ローンチ」のほうが使われる範囲が広いので、どちらを使うか迷ったら「ローンチ」を使うと無難でしょう。

「ローンチ」の対義語

「ローンチ」には以下のような対義語があります。

  • 非公開:一般の人に観覧・使用が許されていないこと
  • クローズ:閉じること
  • 終了:終わること
  • 廃止:とりやめること
  • 非公開:公開されていないこと

まとめ

以上、この記事では「ローンチ」について解説しました。

英語表記ローンチ(launch)
意味新しく作った商品やサービスを、世の中に送り出すこと
「ローンチ」がつく熟語ローンチタイトル、ローンチコントロールなど
語源英単語”launch”
類義語公開・発売・リリース
対義語非公開・クローズなど

「ローンチ」は、それを用いた複合語などもあり、ビジネスシーンでは頻繁に登場する言葉です。

ぜひとも意味を押さえておきたいですね。