ことわざ「伝家の宝刀」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「伝家の宝刀(でんかのほうとう)」です。

言葉の意味、使い方、由来、類義語、英語訳についてわかりやすく解説します。

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「伝家の宝刀」の意味をスッキリ理解!

伝家の宝刀(でんかのほうとう):いざという時のとっておきの手段や策、切り札のこと

「伝家の宝刀」の意味を詳しく

伝家とは、代々家に伝わることです。宝刀とは、宝物にしている刀のことです。つまり、伝家の宝刀は、代々家に伝わる大切な刀のことです。

大切な刀は、沢山あるわけではないので、普段はなるべく使いたくありません。

時が満ちて、いざ、という時に使う時に手にするのが「伝家の宝刀」なのです。

 

これが転じて、「伝家の宝刀」は、いざという時のとっておきの手段や策、切り札のことを言います。

実は間違っている人が多い「伝家の宝刀」の使い方

近年、「伝家の宝刀」の聞き間違いによってできてしまった言葉、「天下の宝刀」を使う人が増えています。過半数が正しい「伝家の宝刀」を使うことができている一方で、「天下の宝刀」を使っている人は3割近くいるのが現状です。

それに加え本来の意味は、いざという時のとっておきの手段や策、切り札のことであるはずが、その人が持っているとっておきの必殺技として使われていることがしばしばあります。

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「伝家の宝刀」の使い方

  1. この手段は伝家の宝刀とも言えるから簡単に使うわけにはいかない。
  2. せっかく伝家の宝刀を持っていても使わなければ意味がない。

「伝家の宝刀」の由来

前述のように、伝家の宝刀は、代々家に伝わる大切な刀のことです。

刀は江戸時代の武士が使っていた武器として知られています。今もそうですが、刀は、誰もが作れるわけではなく、刀専門の鍛治(かじ)職人が作っていました。

 

しかし、この時代、刀専門の熟練の鍛治職人でも、質の良い刀を作ることは難しかったようです。

そのため、質の良い刀ができると、名刀として高値で取引されました。

 

しかし、刀は研(と)いで使うものです。そのため、いくら名刀でも使えば使うほど細くなってしまいますよね。

だからこそ、家に代々伝わる宝物の刀は、なるべく使用せず、大切に保管しておきたいものでした。

 

だから、普段は、そこそこのレベルの刀を使っていても、それでは対処できないほどの「いざ」という時に登場するのが「伝家の宝刀」だったのです。

「伝家の宝刀」は、このような由来が転じて、いざという時の奥の手になる、とっておきの手段や策、切り札のことを示すことわざになりました。

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「伝家の宝刀」の類義語

伝家の宝刀には以下のような類義語があります。

  • 伝家の宝刀を抜く:いざという時の策を「使う」時の言葉
  • 頼みの綱:頼りにしてすがる人や物のこと
  • 奥の手:簡単には表に出さない、とっておきの手段
  • 隠し玉:重要な場面に出すための切り札

「伝家の宝刀」の英語訳

伝家の宝刀を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • Play my trump card.
    (切り札を出す)
  • last resort.
    (困難な状況を乗り越える最終的な手段)
  • ace in the hole.
    (穴の中のエース)
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まとめ

以上、この記事では「伝家の宝刀」について解説しました。

読み方伝家の宝刀(でんかのほうとう)
意味いざという時のとっておきの手段や策、切り札のこと
由来普段使っている刀では対処できないほどの場面で使う、家に代々伝わるとっておきの刀
類義語伝家の宝刀を抜く、頼みの綱、奥の手、隠し玉など
英語訳Play my trump card. (切り札を出す)
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