「レッテル」とは?意味や使い方をわかりやすく解説!

言葉

今回ご紹介する言葉は、カタカナ語の「レッテル」です。

「レッテル」の意味・使い方・語源・類義語についてわかりやすく解説します。

「レッテル」の意味をスッキリ理解!

レッテル(label):①商品に貼りつける紙の札、商標 ②人物や物事についての主観的な評価

「レッテル」の意味を詳しく

「レッテル」は以下の二つの意味をもちます。

「レッテル」の意味
  1. 商品名などを表示して商品に貼りつける紙の札、商標
  2. 人物や物事についての主観的な評価
ここでは二つの意味を順に説明していきます。

意味①:「商品名・発売元などを表示して商品に貼りつける紙の札、商標」

この意味でレッテルが使われる場合には、商品に貼る「ラベル」と同じ意味をもちます。

ある製品が自社のものであると証明したい場合や、商品がもつ成分などをわかりやすく表記したい場合など、様々な目的のために商品に情報を記載した紙を貼りつけることがあります。このときに使われる紙のことを指して「レッテル」といいます。

意味②:「人物や物事についての主観的な評価」

レッテルには上記の意味と違ってもう一つ、「人物や物事についての断定的な評価」という意味をもちます。レッテルは主にこちらの意味で使われることが多く、「レッテルを貼る」というフレーズによって主に使用されます。

この言葉は、「相手に対して一方的に能力や人格などのランクを決めたうえで、自分が勝手に決めたランクを元にその人を認識する」ということを表します。「レッテルを貼る」ことによって生じる思い込みの例としては、以下のようなものがあります。

「レッテルを貼る」の具体例
  • 学歴が低い人は学歴が高い人よりも劣っていると考えること
  • 金髪の人はヤンキーであると思い込むこと
  • 主婦は働いている人と比べて楽な生活をしていると考えること
上記のような考えは、勝手なイメージの押しつけであり、全員がそうであるとは限りません。しかし、なんとなくの思い込みによって、人や物事の多様性を無視し、全員がそうであると考えてしまうことがあります。この思い込みのことを、「レッテルを貼る」と呼ぶのです。

基本的にレッテルを貼ることによって生じるメリットはありません。それどころか、レッテルを貼ることによって相手から嫌悪感を抱かれる、視野が狭くなる、相手に対して興味を持てなくなるため出会いの可能性が奪われるなど、様々なデメリットが生じてしまいます。

そのため、レッテルを貼る行為を行ってはいけません。

 

また、「レッテルを貼る」の逆の意味をもつ言葉として「レッテルをはがす」があります。これは「レッテルを貼る」に対応して作られた言い回しであり、「名誉を挽回する、汚名を返上する」といった意味があります。

「レッテル」の使い方

  1. 自社の製品であることを示すためにレッテルを貼りつける。
  2. 相手にレッテルを貼る行為は、人間関係の悪化につながるため、してはいけない行為だ。

上の例文のように、レッテルは商品に貼る紙を表す際や、相手に決めつけを行う際に用いられます。

「レッテル」の語源

レッテルの語源はオランダ語の “letter” です。この言葉は「字母・文字」という意味をもちます。現在のカタカナ語であるレッテルも「文字」という意味をもっていますが、この意味で使われることはほぼありません。

現在のような使われ方の語源としては、英語の “label” という「貼り紙、ラベル」といった意味をもつ言葉が元となっています。

「レッテル」の類義語

レッテルには以下のような類義語があります。

  • 偏見をもつ:客観的根拠がないにも関わらず、物事に対して偏った判断を行う
  • 烙印を押す:特定の見解や評価を押しつけること

「レッテル」と「偏見をもつ」の違い

「レッテル」と「偏見をもつ」の違いは以下の通りです。

  • レッテル:「商標」という意味ももつ
  • 偏見をもつ:「偏った判断をする」という意味でのみ使われる

「レッテル」と「烙印を押す」の違い

「レッテル」と「烙印を押す」の違いは以下の通りです。

  • レッテル:人にも物にも使う、また良い意味で使うこともできる
  • 烙印を押す:基本的に人に対して使う、また悪い意味で使う

まとめ

以上、この記事では「レッテル」について解説しました。

英語表記レッテル(label)
意味①商品名・発売元などを表示して商品に貼りつける紙の札、商標
②人物や物事についての主観的な評価
語源オランダ語 “letter”
類義語偏見をもつ、烙印を押すなど

このように、レッテルには様々な意味があります。意味や使い方をしっかりと覚えておきましょう。