「窮状(きゅうじょう)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「窮状(きゅうじょう)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「窮状」の意味をスッキリ理解!

窮状(きゅうじょう):(貧困などの理由で)困り果てている状態

「窮状」の意味を詳しく


「窮状」は、「貧困などの理由で困っている状態、もしくは大変苦しい立場にいること」を意味しています。個人の能力だけでは対処しかねるような苦境を表現することが一般的です。

「窮状」は特に、経済的または物質的に欠乏していて、苦しい状況にいる状態を表します。

 

「窮」という漢字は、訓読みで「窮める(きわめる)」もしくは「窮まる(きわまる)」と読みます。

この漢字には、意味が二つあります。「奥深くまで突きつめる」、そして「物事が行き詰まり、どうにも身動きが取れない様子」という意味です。「窮状」では、後者の意味合いで用いられています。

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「窮状」の使い方

窮状の使い方として、以下のような例文が挙げられます。

  1. 経営していた会社が倒産し、経済的窮状に陥る。
  2. 海外の貧困地域における窮状を目の当たりにして、私は募金のボランティア活動を始めた。
  3. 彼は、私の窮状を救ってくれた恩人である。

「〇〇の窮状」という表現がよく用いられます。〇〇の部分には、「個人や国・地域、組織」などが入り、それぞれが経済的に苦境に立たされていることを表します。

「窮状」の類義語

窮状には以下のような類義語があります。

  • 惨状(さんじょう):見ていられないほどに、むごたらしく痛々しいありさま
  • 困窮(こんきゅう):困り果てること、貧しさで生活に苦しむこと
  • 苦境(くきょう):苦しい境遇や立場のこと
  • 塗炭(とたん):とても辛い境遇
  • 窮迫(きゅうはく):経済的に差し迫り、困り果てること

すでに解説した通り、「窮状」は特に「経済的もしくは物質的に欠乏していて、苦しい状況にいる状態」を表しています。それに対して、「惨状」は、「自然災害や戦争、事故などが原因で起こった悲惨でむごたらしい状態」を指し示す言葉です。

「塗炭」のもともとの意味は、「泥にまみれたり、火に焼かれること」とです。ここから転じて、「とても辛い境遇」という意味で使われています。また、「塗炭の苦しみ」ということわざもあります。

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「窮状」の英語訳

窮状を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • distress
    (苦悩、苦痛、貧苦、難儀)
  • a wretched condition
    (哀れな状態)
  • a sad plight
    (みじめな状態)

“a sad plight” の “sad” は、 “sorry” に書き換えることが可能です。

また、 “plight” は、「状態」という意味の単語です。基本的に、悪い状況を示す際に使われます。そのため、今回ご紹介した “sad” や “sorry” のようなネガティブな意味合いの形容詞とセットで多く使われます。なお、一語で「苦境」や「窮状」と訳すこともできます。

まとめ

以上、この記事では「窮状」について解説しました。

読み方 窮状(きゅうじょう)
意味 (貧困などの理由で)困り果てている状態
類義語 惨状、困窮、苦境など
英語訳 distress(苦悩、苦痛、貧苦、難儀)など

「窮状」と「惨状」のように、大枠は同じ意味を持っている言葉でも、場合によって使い分ける必要があります。

状況に応じてどの表現を使うことが適切かを、覚えておきましょう。

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