「教唆(きょうさ)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「教唆」です。

言葉の意味・使い方・類義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「教唆」の意味をスッキリ理解!

教唆(きょうさ):悪事をさせるように仕向けること。犯罪をするように決意させること。

「教唆」の意味を詳しく

「教唆」とは、悪事を働くように仕向けることを意味します。ここでの「教」は「告げ知らせる」という意味です。一方、「唆」は訓読みで「そそのかす」と読み、良くないことを起こすように仕向けることを指します。

また、「教唆」は、犯罪の実行を決意するように仕向けることも指します。この意味では、「教唆犯」とも言います。ただ、「教唆犯」は犯罪を実行させた人のことも指して使われます。

「教唆」と「幇助(ほうじょ)」の違い

「幇助」とは、手助けをすること、特に犯罪行為を手段を問わず手助けすることを指します。

「教唆」の場合、犯罪行為自体は教唆された人のみで完結します。そのため、実際に犯行を手助けしている「幇助」とは異なります。

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「教唆」の使い方

  1. あの善良な彼がこんなことをするのは、誰かに教唆されたからではないだろうか。
  2. 今回の犯行を教唆扇動した者を捕まえないことには、また事件が起きかねない。
  3. 未遂の教唆とは、犯行を未遂で終わらせる意思で教唆することを言う。

①の例文では、普段は善良な彼が悪事を働く背景には、それを指図した人間がいたのではないかと話し手が考えている様が表現されています。

②の例文の「教唆扇動」とは、教え唆して人に悪事をさせようとすることを指します。「教唆」と「扇動」はほとんど同じ意味であり、その二つが組み合わさることで意味が強調されています。

③の例文の「未遂の教唆」に関しては、犯行が未遂で終わるという結果をどう処罰すべきかということについて、専門家の間で様々な議論がなされています。

「教唆」の類義語

教唆には以下のような類義語があります。

  • 扇動(せんどう):人をあおり、ある行動をするように仕向けること
  • 指嗾(しそう):人に指図して、悪事をするように仕向けること

「扇動」は、主に集団をあおってある行動をさせようとすることを指して使います。

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「教唆」の英語訳

教唆を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • incitement
    (扇動)
  • instigation
    (扇動、教唆)
  • abetment
    (扇動、教唆、幇助)

動詞の形で表現する場合はそれぞれ “incite”・”instigate”・”abet” とします。

例えば、「誰かに~するように教唆する」と言う場合は、”incite somebody to do ~“・”instigate some body to do ~“・”abet somebody in ~ing” と表現します。

まとめ

以上、この記事では「教唆」について解説しました。

読み方 教唆(きょうさ)
意味 悪事をさせるように仕向けること。犯罪をするように決意させること。
類義語 扇動、指嗾
英語訳 incitement, instigation, abetment

「教唆」は悪いことに関して使われる言葉です。「教唆扇動」など、同じようなニュアンスの言葉も合わせて覚えておきましょう。

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