「狭隘(きょうあい)」とは?意味や使い方を例文付きで解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「狭隘(きょうあい)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

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「狭隘」の意味をスッキリ理解!

狭隘(きょうあい):場所が狭いこと。心が狭いこと。

「狭隘」の意味を詳しく

「狭隘」の「狭」と「隘」は、どちらも「せま(い)」と訓読できる漢字です。そんな「狭隘」には、2つの意味があります。

1つ目は、「場所が狭い」という意味です。この意味では、「狭隘な土地」や「狭隘な道」といった使い方があります。

2つ目は、「心が狭い」という意味です。たとえば、「狭隘な心」という表現があります。度量が小さく、人の言動を広く受け入れない心のことを指します。

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「狭隘」の使い方

  1. この歩道は狭隘であるため、列を作って歩くのがよい。
  2. 狭隘道路には緊急車両が進入できない。
  3. メンバーの意見を聞き入れない狭隘な人には、班長は務まらない。

①と②では、場所が狭いという意味で「狭隘」を用いています。②の「狭隘道路」とは、交通で使われている道路のうち、幅が 4m未満のものを指します。

③では、メンバーの意見を聞き入れず、度量が小さいさまを「狭隘」と表現しています。

「狭隘」の類義語

狭隘には以下のような類義語があります。

  • 手狭(てぜま):活動の規模に対して、場所が狭いこと。
  • 狭量(きょうりょう):度量が小さいこと。
  • 狭小(きょうしょう):場所が狭いこと。度量が小さいこと。
  • 偏狭(へんきょう):場所が狭いこと。度量が小さいこと。

「場所が狭いこと」という意味では「手狭」が、「心が狭いこと」という意味では「狭量」が対義語です。「狭小」と「偏狭」はどちらの意味でも用います。

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「狭隘」の対義語

狭隘には以下のような対義語があります。

  • 広大(こうだい):広くて大きいこと
  • 寛大(かんだい):度量が大きくて、思いやりがあること
  • 寛容(かんよう):度量が大きくて、さまざまことを受け入れること

「場所が狭いこと」という意味に関しては「広大」が、「心が狭いこと」という意味に関しては「寛大」と「寛容」が対義語です。

「狭隘」の英語訳

狭隘を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • narrow
    ((幅が)狭い、(心が)狭い)
  • small
    ((体積が)小さい、(心が)狭い)
  • narrow-minded
    ((心が)狭い)
  • intolerant
    ((心が)狭い)

narrow と small は、場所の狭さと心の狭さの両方を表します。一方、narrow-minded と intolerant は心が狭いことのみを指す表現です。

また、場所が狭いことを表す場合、narrow と small にはニュアンスの違いがあります。

narrow は幅が狭いことを表し、道路などの狭さを表現する際によく使われます。一方、small は体積が小さいことを指すため、室内の狭さを表現する際に用いられます。

それぞれの単語を用いた例文は以下の通りです。

例文
  • The narrow road was one of the causes of the accident.
    (その事故が起きた原因の一つは、狭隘道路にあった)
  • This room is too small to hold many visitors.
    (この部屋は、大勢の収容するには狭隘すぎる)
  • I think the reason my parents often quarrel is that they are both narrow-minded.
    (両親の頻繁(ひんぱん)な喧嘩は、双方の狭隘さから来ていると思う)
  • He is so intolerant that he never accepts different opinions.
    (彼は、違う意見を断固として受け入れないような、狭隘な人間だ)
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まとめ

以上、この記事では「狭隘」について解説しました。

読み方狭隘(きょうあい)
意味場所が狭いこと。心が狭いこと。
類義語手狭、狭量、狭小、偏狭
対義語広大、寛大、慣用
英語訳narrow, small, narrow-minded, intolerant

どちらも「せま(い)」と訓読できることを押さえておけば、「狭隘」の意味を覚えやすいでしょう。

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