「空費(くうひ)」とは?意味や使い方を例文付きでわかりやすく解説

言葉

今回ご紹介する言葉は、熟語の「空費(くうひ)」です。

言葉の意味・使い方・類義語・対義語・英語訳についてわかりやすく解説します。

「空費」の意味をスッキリ理解!

空費(くうひ)時間や労力などを無駄に使うこと

「空費」の意味を詳しく

「空費」は、空と費という2つの漢字から構成されています。

「空」は、そら・くうと読み、そら・むだ・からという意味を表します。空費において「空」は、むだという意味で用いられており、この意味で用いられている熟語には空虚などがあります。

「費」は、ひ・ついやすと読み、費用やついやすという意味を表します。空費において「費」は、ついやすという意味で用いられています。費がこの意味で用いられている熟語には、消費や浪費があります。

この2つの漢字の意味から、空費はむだに費やすという意味をもちます。

「空費」と「浪費」の違い

「空費」と似た意味を持つ言葉として、「浪費」があります。この2つの熟語は、「無駄遣いをする」という意味で共通していますが、それぞれの詳細な使い方は異なります。

  • 空費:ある目的のために使った時間や労力が上手く作用せず、結果として無駄遣いになってしまうこと
  • 浪費:特に目的などがなく、むやみに時間やお金を無駄遣いしてしまうこと

 

この2つの無駄遣いの使い分けについて、具体的な例文を挙げて考えます。

  1. 新商品についての会議を行ったが、何も意見がまとまらず、時間の無駄になってしまった。
  2. アルバイトの給料が入ったので、むやみにネットショッピングをし、お金を無駄遣いしてしまった。
①の例文の無駄遣いは、「空費」にあたり、②の例文の無駄遣いは「浪費」にあたります。

また、空費が時間や労力を主な対象とするのに対し、浪費は時間やお金を対象とします。

この2つの熟語は、共通する漢字も用いられており、混同しやすいため気をつけましょう。

「空費」の使い方

  1. ただでさえ少ない時間を、空費してしまった。
  2. 貴重な人員の空費を、削減することが最優先だ。

①の例文で空費は、「空費する」という形で用いられています。この例文では、時間の無駄遣いをするという意味で用いられています。

②の例文で空費は、「空費」という名詞として用いられています。この場合、空費は他人の労力に対して使われています。

「空費」の類義語

空費には以下のような類義語があります。

  • 散財(さんざい):金銭を無駄に使うこと
  • 浪費(ろうひ):金などを無駄に使うこと
  • 冗費(じょうひ):無駄な費用
  • 徒費(とひ):無駄な費用
  • 乱費(らんぴ):金銭をむやみに使うこと

どの熟語も、無駄使いをするという意味が空費と共通しています。しかし、空費は主に時間や労力に対して用いられるのに対し、これらの類義語はお金に対して用いられます。

「空費」の対義語

空費には以下のような対義語があります。

  • 節約(せつやく):無駄を省いて切り詰めること
  • 有益(ゆうえき):益をもたらすものであること
  • 有用(ゆうよう):役に立つこと

節約は、「無駄使い」という意味に対する対義語です。一方、有益と有用は、「無駄」という意味に対する対義語です。

「空費」の英語訳

空費を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • wastefulness
    (無駄遣い)
  • expence
    (出費)
  • waste
    (浪費)

まとめ

以上、この記事では「空費」について解説しました。

読み方空費(くうひ)
意味時間や労力などを無駄に使うこと
類義語散財、浪費、冗費など
対義語節約、有益、有用
英語訳wastefulness(無駄遣い)

空費は、あまり普段使う言葉ではありませんが、時間や労力の無駄遣いを一言で表すことのできる便利な熟語です。

使う対象や、意味をしっかりと理解し、正しく用いましょう。