わかる?「第一類医薬品」「第二類医薬品」「第三類医薬品」の違い

違いのギモン

気温の変化が激しい季節には、風邪をひきやすいですよね…。風邪をひいたときはどうしていますか?

病院に行ったり、薬を飲んだりしますよね。薬を買うときに大切なのが「第一類医薬品」「第二類医薬品」「第三類医薬品」という区別です。この違いによってドラッグストアで買えたり、買えなかったりするのです。

薬を安全に使うためにも、この3つの違いをしっかり理解することが大切です。

今回は、「第一類医薬品」と「第二類医薬品」と「第三類医薬品」の違いについて説明していきます。

スポンサードリンク

結論:リスクによって分けられている!

「第一類医薬品」は、一般用医薬品の中でも特に副作用、相互作用の項目で特にリスクが高い薬のことです。

「第二類医薬品」は副作用、相互作用の項目で注意を要するものです。

「第三類医薬品」は「第一類医薬品」や「第二類医薬品」に当てはまらない薬のことです。

「第一類医薬品」についてもっと詳しく!

まず日本で販売されている薬は大きく分けて「一般用医薬品」と「要指導医薬品」に分けられます。今回のテーマの3つはすべて一般用医薬品という種類の薬です。一般用医薬品はインターネットや郵便での販売が可能ですが、要指導医薬品ではできません。

「第一類医薬品」は、一般用医薬品の中で、最も注意を要するものです。

薬の副作用などで、日常生活に支障をきたす恐れがあるものを厚生労働大臣が指定しています。

 

また、一般用医薬品の中で「第一類医薬品」だけは薬剤師の指導がないと購入できません。

薬剤師が薬の説明をすることが義務になっており、場合によっては他の薬を奨められたり、病院で検査することを奨められることもあります。

ドラッグストアなどでも指導なしに買われてしまうことが無いように、すぐには手の届かない場所に陳列されていることが多いです。「第一類医薬品」が見つからないときは販売員の方に聞くといいでしょう。

リスクが低くても「第一類医薬品」である薬について

「第一類医薬品」には「新一般用医薬品として承認を受けてから厚生労働省令で定める期間を経過していない薬」も含まれます。少し難しいの言い方なので解説します。

現在、新しい薬が次々と開発されていますよね。その中で、一定の効果があり、安全であると認められた薬は「一般用医薬品」として販売することが許されます。

しかし、強い副作用の危険性が無くても「一般用医薬品」と認められてから一定の期間は「第一類医薬品」の扱いになり、慎重に取り扱われるのです。

主な「第一類医薬品」の例

  • ガスター10(胃酸の分泌を抑える薬)
  • アクチビア軟膏(口唇ヘルペス用の軟膏)
スポンサードリンク

「第二類医薬品」についてもっと詳しく!

「第二類医薬品」は「第一類医薬品」に続いてリスクの高いものです。

「第二類医薬品」の中にもさらに分類があります。「第二類医薬品」でも、より注意が必要なものは「指定第二類医薬品」となります。

「第二類医薬品」には、一般的な風邪薬や解熱剤、鎮痛剤などの使用頻度の高い薬が多いです。

 

また「第二類医薬品」は薬剤師だけでなく、登録販売員も販売することができます。登録販売員というのは薬剤師のように薬の調合などはできないが、一定の薬の販売ができる専門家のことです。

登録販売員は国家資格で、試験に受かってから、さらに2年間のドラッグストアなどでの勤務経験が必要です。

「第二類医薬品」は薬剤師や登録販売員からの薬の説明・指導は義務ではなく努力目標です。そのため、説明を受けなくても買うことができるのが「第二類医薬品」です。しかし、薬を正しく使うためにも、できるだけ説明を受けるようにしましょう。

主な「第二類医薬品」の例

  • イブ(解熱剤・鎮痛剤)
  • ドリエル(睡眠導入剤)

「第三類医薬品」についてもっと詳しく!

「第三類医薬品」は一般用医薬品の中で、「第二類医薬品」と「第一類医薬品」でないもののことを指します。

薬によってもたらされる副作用のリスクが低い薬がこれに当たります。しかし、リスクが全くないわけではありません。安全そうに見えても、使い方を間違えて大きな副作用が出てしまうこともあるのです。

「第三類医薬品」だからといって甘く見ずに正しい使い方をしましょう。

 

「第三類医薬品」も「第二類医薬品」と同様に、登録販売員でも販売することができます。また、一般用医薬品の中で唯一、ネット通販での販売や、通信販売が許されている薬です。

ビタミン剤などは、大きなリスクがないので「第三類医薬品」に分類されることが多いです。

登録販売員や薬剤師による説明は「不要」とされていますが、「第二類医薬品」と同様に、説明を受けたうえで買うほうが安全ですね。

主な「第三類医薬品」の例

  • マキロン(消毒液)
  • のどぬーるスプレー(喉用の消毒・殺菌液)
スポンサードリンク

まとめ

以上、この記事では「第一類医薬品」と「第二類医薬品」と「第三類医薬品」の違いについて解説しました。

  • 第一類医薬品:一般用医薬品の中で副作用のリスクが高く、特に注意を要するもの
  • 第二類医薬品:一般用医薬品の中で比較的リスクが高く、注意を要するもの
  • 第三類医薬品:一般用医薬品の中で比較的リスクが低いもの

医薬品の「第一類」「第二類」「第三類」という区別は、薬の副作用のリスクによって定められています。「効き目」によって決められているわけではありません。

「第三類医薬品」よりも「第一類医薬品」の方が効果がありそうだ、というイメージを持っていた人もいるかもしれませんが、そうではありません。

症状の程度などに合わせて、正しい薬を選び、正しく使いましょう。

スポンサードリンク