お酒好き必見!「黒霧島」と「赤霧島」5つの違い

違いのギモン

お酒が好きな方は「黒霧島(クロキリシマ)」という焼酎を飲んだことあるのではないでしょうか。焼酎の中でも定番とされている銘柄の一つです。しかし、店舗によっては名前が似た「赤霧島(アカキリシマ)」という焼酎も置いているところもあります。

どちらも同じ「霧島酒造」が生産している焼酎ですが、どのような違いがあるのでしょうか。この記事では、「黒霧島」と「赤霧島」の5つの違いについて順番に解説していきます。

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【1】原材料の違い


黒霧島と赤霧島の一番大きな違いとして挙げられるのが原材料の違いです。どちらもサツマイモと米麹を原料としていますが、サツマイモの品種が異なります。

黒霧島は小金千貫(コガネセンガン)という品種のサツマイモを使用しているのに対して、赤霧島は幻の紫芋と呼ばれるムラサキマサリという品種を使用しています。

 

黒霧島に使用される小金千貫は南九州で栽培されるサツマイモで、霧島酒造は黒霧島にはこの品種を使用することにこだわってきました。赤霧島に使用されるムラサキマサリは幻の紫芋と呼ばれるサツマイモで、九州沖縄農業センターで開発された品種です。

ムラサキマサリには豊富なポリフェノールが含まれており、ムラサキマサリが紫色であるゆえんです。この紫色素が、米麹のクエン酸により赤く変化し、もろみ(粥状の酒のもと)が赤いことから、「赤霧島」という名前が付けられています。もろみが赤いだけで、赤霧島自体は無色透明です。

【2】値段の違い


黒霧島と赤霧島では値段が異なります。赤霧島は黒霧島よりも高く販売されています。

霧島酒造の公式サイトによると、同じアルコール度数25度、1,800mlのもので、希望小売価格は、黒霧島は1,724円(税抜)、赤霧島は2,230円(税抜)となっています。赤霧島は黒霧島の約1.3倍の値段ということになります。

この値段の差は、赤霧島の原材料であるムラサキマサリの収穫量が限られていること、それに伴う、後ほど説明する赤霧島の出荷数の少なさが要因の一つです。

販売店によっては赤霧島をさらに値段を上乗せして販売しているところもあり、黒霧島との値段の差がさらに大きくなる場合もあります。

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【3】出荷回数の違い


黒霧島と赤霧島では出荷回数にも違いがあります。

黒霧島は霧島酒造の定番商品で、通年で出荷されており、1年中いつでも簡単に手に入れることができます。しかし、赤霧島は春(3月)と秋(10月)の2回しか生産、出荷されません。

 

これは先ほど説明したように、赤霧島の原材料であるムラサキマサリが幻の紫芋と呼ばれるだけあって、収穫量が非常に限られていることが理由です。

出荷回数が少ないこともあり、現在は比較的安定して大量に生産され、手に入りやすくはなっていますが、手に入れることもなかなか難しい時代もありました。現在も一部のネットオークションでも高値で取引されています。

【4】度数の仕様の違い


同じ銘柄のお酒でも、アルコール度数の仕様がいくつか用意されているものも珍しくありません。黒霧島もその一つです。

黒霧島はアルコール度数20度のものと25度のものが生産されていますが、赤霧島は25度のもののみ生産されています。

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【5】香りの違い


黒霧島と赤霧島では当たり前ですが、風味の違いもあります。特に大きな違いは【香り】です。

黒霧島は芋焼酎の中でも、芋焼酎独特の香りが気にならない、飲みやすい焼酎と言われています。それに対して、赤霧島は紫芋(ムラサキマサリ)独特の華やかな香りがする焼酎です。とはいっても芋焼酎独特の香りというよりも、紫芋の華やかな香りであるため、一般的な芋焼酎が苦手な人もすっきり飲める銘柄です。

味はどちらも麹仕込みのある程度の甘さがあり、比較的飲みやすい焼酎です。

まとめ

以上、この記事では、「黒霧島」と「赤霧島」の5つの違いについて解説しました。

黒霧島赤霧島
原材料 小金千貫ムラサキマサリ(紫芋)
値段 比較的安め比較的高め(黒霧島の約1.3倍)
出荷回数 1年中年2回(3月と10月)
度数の仕様 20度、25度25度のみ
香り 控えめ紫芋の華やかな香り

黒霧島と赤霧島では、以上のような違いがありますが、味や香りの好みは人それぞれです。実際に飲んでみて自分の舌で確認するのが一番です。

ですが、赤霧島の名前の由来など知っておくと、飲み会でも注目されるかもしれませんね。

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