ことわざ「口も八丁手も八丁」の意味と使い方:例文付き

言葉

今回ご紹介する言葉は、ことわざの「口も八丁(はっちょう)手も八丁」です。

言葉の意味・例文・由来・類義語・対義語・英語訳について分かりやすく解説します。

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「口も八丁手も八丁」の意味をスッキリ理解!

口も八丁(はっちょう)手も八丁:話も流暢で何かをすることも達者な人のこと

「口も八丁手も八丁」の意味を詳しく


「口も八丁手も八丁」とは、話も流暢で何かをすることも達者な人のことをいいます。

「八丁」とは、「八つの道具を使うことができるほど物事に巧みなこと」という意味があります。

したがって、「口も八丁手も八丁」とは、言葉も巧みでなおかつ手先も器用である、という意味になります。

 

一見、有能さを評価する表現に見えますが、このことわざはどちらかというと相手を揶揄(やゆ)する意味合いを持ちます。

要領がいい、やり手である、というように、相手をうまく丸め込むような人に対して使うことが多いです。

相手を蔑(さげす)んだり、悪意を込めて使われることが多いため、褒め言葉としては使わない方が無難でしょう。

 

また、とりわけ口が達者であることから、口で相手を打ち負かすことが得意である、という意味もあります。

よって、出しゃばりであるとか、自己中心的である、という意味で使われることも多いです。

あまりに器用であるため隙がない、信用できない、という意味も含みます。

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「口も八丁手も八丁」の例文

  1. 彼の仕事っぷりを見ているとまさに口も八丁手も八丁だ。世渡り上手ではあるが、信用はできないな。
  2. 口も八丁手も八丁と言われようが、今期の営業成績を上げるためにはなりふり構っていられない。

「口も八丁手も八丁」の由来

「八丁」とは、八つの道具を巧みに使いこなせることをいい、「八挺(はっちょう)」とも書きます。

また、船を漕ぐのに使う『櫓(ろ)』が八つもついている『八挺小舟(はっちょうこぶね)』を自由自在に操ることができることからきているとも言われます。

よって、「八丁」は物事を自由自在に操る人という意味があります。

したがって、「口八丁手八丁」は、口も上手いしやり手である、という意味になります。

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「口も八丁手も八丁」の類義語

「口も八丁手も八丁」には以下のような類義語があります。

  • 手八丁口八丁
  • 口も口、手も手

「口も八丁手も八丁」の対義語

「口も八丁手も八丁」には以下のような対義語があります。

  • 口自慢の仕事下手:口だけは達者だが、仕事がさっぱりできないこと
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「口も八丁手も八丁」の英語訳

「口も八丁手も八丁」を英語に訳すと、次のような表現になります。

  • He has long arms and a long tongue as well.
    (舌も長けりゃ手も長い)

まとめ

以上、この記事では「口も八丁手も八丁」について解説しました。

読み方 口も八丁(はっちょう)手も八丁
意味 話も流暢で何かをすることも達者な人のこと
由来 八つの道具を巧みに使いこなせるという意味の「八丁」から
類義語 手八丁口八丁、口も口、手も手など
対義語 口自慢の仕事下手など
英語訳 He has long arms and a long tongue as well.(舌も長けりゃ手も長い)

「口も八丁手も八丁」は日常生活において多く使われる言葉ですが、使う際には注意が必要です。

誤解を受けたり信用をなくしたりしないためにも、「口も八丁手も八丁」などと言わないようにしましょう。

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