どう使い分ける?「講習」「研修」「セミナー」の違いを解説

違いのギモン

みなさんは「講習」「研修」「セミナー」という3つの言葉の使い分けを意識したことはありますか。細かい違いはさておき、どれも一度は経験したことがあるという人が多いのではないでしょうか。

だいたい同じような意味で使われていそうですが、正しくはどのような違いがあるのでしょうか。

以下では、「講習」「研修」「セミナー」の違いについてわかりやすく解説していきます。

結論:自主的or強制的、能動的or受動的

講習自主的に受講する。

講師の話を聞いたり実演を見たりして、知識や技能を受動的に習得する。

研修参加必須というニュアンスが強い。

必要な知識や技能を教わり、能動的に実践して習得する。

セミナー自由意思で参加する。

意見交換や討論など、相互のやり取りを通して知識や技能を習得する。

どれも、何かしらの知識や技能を身につけるためのものであることは共通していますが、動機の自由度や、形式、目的に少しずつ違いがあります。

以下で詳しく見ていきましょう。

「講習」をもっと詳しく


「講習」は、あるテーマについて詳しい知識を持っている人の話を聞いたり、技能の実演を見るなどして、受動的に学びを習得するものを指します。講義形式で行われ、一方的に話を聞くというのがほとんどですが、なかには実践的な練習などを伴う場合もあります。

自分が学びたいと思うテーマについて、自主的に受講することで知識や技能を身につけます。自由意思が尊重される点は「セミナー」と似ていますが、「講習」の方が「教わる」という意味合いが強めです。

また、受講者を一般に広く募るという特徴もあります。

「講習」の使い方の例

「講習」を使った例文をご紹介します。

  • 塾で夏期講習を受ける。
  • 中国語の講習会に参加する。

「研修」をもっと詳しく


「研修」は、仕事をする上で必要となる知識や技能を身につけることが目的とされます。業務の一環として行われることが多く、どちらかというと、参加が義務であるというニュアンスが強いです。

単に話を聞くだけでなく、ロールプレイングやディスカッションなど、実践的な演習を行いながら、能動的に学びを習得するものであると言えます。

会社などで行われることが多く、おもに社内の人向けに開かれるので、広く参加者を募るということはあまりありません。

「研修」の使い方の例

「研修」を使った例文をご紹介します。

  • 同期の仲間と一緒に、新人研修を受ける。
  • 二か月間の海外研修に参加する。

「セミナー」をもっと詳しく

「セミナー」は、ある特定のテーマに興味のある人どうしが集まって、テーマに沿った知識や技能を習得する目的で開催されるものです。

参加者自らの意思で希望して参加するものであるため、意見交換や討論などのように、相互的なやり取りの形式で進められます。そのため、主体的に学ぶ姿勢が求められます。

参加の自由度が高いため、比較的少人数で開催されることがほとんどです。

「セミナー」の使い方の例

「セミナー」を使った例文をご紹介します。

  • 仕事帰りに、投資セミナーに参加する。
  • 週に1回、心理学のセミナーに通っている。

まとめ

以上、この記事では、「講習」「研修」「セミナー」の違いについて解説しました。

講習自主的に受講する。

講師の話を聞いたり実演を見たりして、知識や技能を受動的に習得する。

研修参加必須というニュアンスが強い。

必要な知識や技能を教わり、能動的に実践して習得する。

セミナー自由意思で参加する。

意見交換や討論など、相互のやり取りを通して知識や技能を習得する。

いかがでしたか?3つの言葉の微妙な違いを感じとっていただけたでしょうか。

ちょっとしたニュアンスの違いで適切な言葉が変わってくるので、日本語は難しいものですね。ぜひとも意味を押さえてみてください。